解決済み
私は救急救命士を志す女です。 救急救命士を養成する専門学校へ進学したいと考えていますが、以前父親に「お前は人の命を背負う覚悟があるのか」と問われた際に『はい』と即答できませんでした。もちろん憧れ以前の問題として人の命を扱う職であることも、自身の知識不足で人を死なせかねない事も分かっているので本当に死ぬ気で学ぶつもりですし体力養成にも取り組みます。 ですが、救急救命士として人の命を背負う覚悟ができているのかと問われると自信を持って『はい』と言えないのです。 長々と前置きをしましたが、救急救命士の専門学校へ入学する前から人の命を背負う覚悟というものは必要なのでしょうか。皆さまの個人的な意見をお聞かせ頂けると嬉しいです。(もしも現職の方がいらっしゃれば是非とも意見をお伺いしたいです。)よろしくお願い致します。
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現役の消防官です。 救急救命士は、人の命を背負いません。 「死にたくない、まだ生きたい」と頑張る人の手助けができるだけです。 救急救命士は死んだ人間を蘇らせるわけではありません。死にそうな状態の人を何とかこちらの世界に食い止めるだけです。 どれだけ頑張っても、助からない人もいるんですよ。 以前、交通事故の負傷者を大きな病院に搬送するという事案に関わりました。 40代ぐらいの女性、車にはねられて心肺停止です。救急救命士はアドレナリンを使って心臓マッサージをして病院に搬送しましたが、数十分後に病院から「さっきの負傷者、心破裂で亡くなりました。救急隊も我々にもどうしようもありませんでした」と電話がありました。 そんなこともあるんです。 あと、警防隊員や救急隊員を「人の命を救うヒーロー」と考えてる人が多くいます。ヒーローになりたくて消防に入る人もいます。 けど、本当に「この人は自分たちが頑張ったから助かった」という人は、消防人生で片手の指の数もいません。 心肺停止の人に救命処置をして病院に搬送。心拍と呼吸は再開したが、意識は戻らず植物状態になったって人も現実にいるんです。 目標は「社会復帰」です。歩けなくて車椅子の生活になっても、仕事ができたり、自宅で家族の手伝いができるようになれば、万々歳です。 逆に救えなかった人はたくさんいます。現場に着いた時点で亡くなってる人もいますし、ファーストコンタクトでは会話できてたのに、救急車内で心肺停止、病院到着後に死亡宣告というのもあります。 だから、救急救命士という仕事に過大な期待、羨望などを持たないこと。 何十人、何百人の傷病者の中に1人「本当に命を救えた」と思える人いるだけです。 その人を救っただけでも、ものすごいことなんですよ。 そう思って、救急救命士を目指してください。 がんばれ。
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お父さんは命を背負う…はどう言う意味で聞いているんでしょうか。 救急救命士は決められたプロトコル(手順)に沿ってチームで活動します。医師のように自分の判断で生命や予後を大きく左右する治療を行うわけではありません。 観察やアセスメント、判断はもちろん勉強や訓練しただけの差は出ますので、そう言うことに真摯に取り組む姿勢は必要ですが、あなた一人のせいで誰かを殺してしまう…みたいなことまでは考えなくていいでしょう。 人の命を背負う覚悟があるか? を、「人が死んだら責任取れるか?」という意味で受け取るのではなく、 「人を助けたいと思うか?そのために真剣に勉強にとりくめるか?」という意味で受け止めて返事してはどうでしょうか?
何故、救急救命士になりたいのか?。資格取得後の職場(就職)はどこを希望しているのですか?。まずはその目標をきちんと見定めてそのために何をすべきか考えてはどうでしょうか。救急救命士の資格を得るにはいろなルートがあります。手っ取り早いのが専門学校ですよね入試は大学より簡単だし2年で受験資格が取れますから。2年の時間と費用の工面ができれば一番確実ですね。または消防署の救急を目指すなた高卒で消防吏員を目指して採用後に実務経験を経て取得することも可能です。 とにかく「憧れ」でもなんでもいいですが資格取得後にどんな仕事をしたいのか明確にして進路を決めるべきです。ただ「救急救命士」がかっこいいからなってみたいだけでは専門学校に入学しても挫折する可能性が高いですよ。専門学校は高校とは違います。ついて行けなければ脱落するだけです。
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