金属部分の材質はCやMnやSiが混じっているとはいえ、殆ど鉄(Fe)ですから鉄の融点の1536℃です。 そして特に「イルミナイト系は?」とのご質問ですが、イルミナイト系であろうがライムチタニア系であろうが、はたまた低水素系であろうが、その違いは被覆剤であるフラックス成分の特徴であって金属部分の融点には関係ありません。 フラックスが溶融したスラグの凝固過程の違いやフラックスから溶融金属に混じり込む成分の違いによって、湯流れに違いが現れますから「これは融点に違いがある」と思われたのでしょうが「ほとんど鉄」ですから融点は同じですね。
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