塾講師をやっているのですが、自分が教えている生徒でもっと上を目指せるのに頑なに目指そうとしない生徒がいます。しかし、その…

Question

塾講師をやっているのですが、自分が教えている生徒でもっと上を目指せるのに頑なに目指そうとしない生徒がいます。しかし、その生徒は上を目指さないから、勉強をあまりしないというわけではなく、勉強はしっかりとしています。だから、特に問題はないのですが、どうしても上を目指してほしく、イライラしてしまいます。こういう生徒にはどう対応すべきなのでしょうか。

Answer 1

教えている生徒が小学生なのか、中学生なのか、高校生なのかで変わってくると思いますが。まずは、その生徒が上を目指さない理由を聞きだすことじゃないですか？

具体的に志望校より上の学校名を提示してみて、「〇〇はどう？」と聞いてみたら？その子の家庭内では、あなたの考える評価とは上下が違っているのかもしれないし、何かその学校にこだわりがあるのかもしれません。自分も偏差値では別の学校を勧められても、断って自分の受けたいところを受験した経験者なので。いつまでも先生に同じことを言われ続けるのも嫌だし、あなたも事情が分かればイライラせずに指導できるのではないでしょうか

また、あなたは合格可能性しか見ていなくても、万一上を狙って不合格になったら・・・ということを考えているのかも。高校受験や国公立などは受験機会が限られますし、万一不合格になったら私立に・・・ということを避けたいのかもしれません

Answer 2

簡単ではありません。
目指さない理由が複数考えられるからです。
1自分だけ勉強できると、勉強できない友達との関係が壊れるから。
2高学歴な身近な大人が幸せに見えず、勉強した後の将来に希望が持てないから。
3そもそも少子高齢化の日本の将来を悲観していて、大人になるまで生きたいと思ってないから。
理由がわかれば対策は立てやすいと思います。例えば、友達だと思っていた人が自分より点数がよかったら？
学歴がいい人が幸せとは限らないけど、学歴が必要な仕事があることを知ったら？
日本人は勉強しなくなってる、研究者は減ってる、でも海外はどうか？水産資源の買い負け問題を知っているか？
中学生の世界観は狭いだけでなく、単純化されてます。それに反する現実をたくさん知ると考えに変化が出ます。そこを説得するんです。