建設業ISO9001 2015の担当をしています。

Question

建設業ISO9001 2015の担当をしています。JIS 品質マネジメントプログラムｰ要求事項では、文書化した情報を保持しなければいけない（例えば、組織は設計・開発のアウトプットについて、文書化した情報を保持しなければいけない）とたくさん記述されているのですが、要求事項の「しなければいけない」なので必ず書類として、紙ベースまたはデータベースで保存していないといけないと解釈してよいのでしょうか？
例えば「力量の証拠として、適切な文書化した情報を保持する」とあるのですが、
こちらは、保持しなければいけないと同じ意味で良かったてしょうか？
文章化した情報を保持しなければいけないと文章化した情報を保持するの違いはあるのでしょうか？
「組織は、設計・開発のアウトプットについて、文書化した情報を保持しなければいけない」→例えば建設業では具体的にどのような事になるのか、教えて頂ければ幸いです。

Answer 1

> JIS 品質マネジメントプログラムｰ要求事項では、文書化した情報を保持しなければいけない（例えば、組織は設計・開発のアウトプットについて、文書化した情報を保持しなければいけない）とたくさん記述されているのですが、要求事項の「しなければいけない」なので必ず書類として、紙ベースまたはデータベースで保存していないといけないと解釈してよいのでしょうか？

いいえ。
このためにわざわざ記録として残さずとも、元の記録があるはずなので、それで十分です。

> 例えば「力量の証拠として、適切な文書化した情報を保持する」とあるのですが、 こちらは、保持しなければいけないと同じ意味で良かったてしょうか？

これは、例えば、ある作業員が有する免許証や資格証のことです。所持していなければ仕事ができないので、持っていて当然です。
免許証の有効期間のチェックは日常的に通常の業務として行われているはずです。何も特別なことではありません。

> 文章化した情報を保持しなければいけないと文章化した情報を保持するの違いはあるのでしょうか？

同じです。

>「組織は、設計・開発のアウトプットについて、文書化した情報を保持しなければいけない」→例えば建設業では具体的にどのような事になるのか、教えて頂ければ幸いです。

もし請負専業なら、設計・開発のプロセス自体がありません。
元請けなら、設計部が設計図を保管していないはずがないので、この要求事項を満たしていないはずがありません。