バイトで生計立てている30歳です。映像系の仕事に興味があり正社員または契約社員（バイトも可）で働きたいと考えています。

Question

バイトで生計立てている30歳です。映像系の仕事に興味があり正社員または契約社員（バイトも可）で働きたいと考えています。そもそも30でその業界に入ることが無理なのか、もし可能でもどういったものを勉強しなければならないのかが分かっていない状態です。
映像業界の方や詳しい方、またこういう方法あるって聞いたことあるよ〜というのでも良いのでアドバイス頂きたいです。

バイトからの場合バイトで入ってその後どういう選択肢があるのかというのも含め書いていただければありがたいです。

ちなみに映像系の中でもPVやMV製作に制作陣として携われればと考えており、全くの未経験です。
前職は営業職で社会人経験２年です。
（そこの営業でいいじゃんっていうのは無しでお願い致します）

どうかよろしくお願いいたします。

Answer 1

元採用担当のおぢさんです。知人に局の人がいて、何度かテレビも出していただいたので、分かる範囲で書きますね。

まず、おやりになるべきなのは、ここのtopページの検索窓で「映像系」を入れて検索されてはいかがでしょうか。大学やら専門学校やらに行ってまでやりたい人が大勢いる職種ですし、彼らが何を考え何をやっているかすぐに分かります。

次に、局はほとんどの制作の仕事を制作会社に投げています。ですので、バイトや見習いを探すのであれば、制作会社の求人情報を探すべきかなと思います。多くはADかと思いますけど。

そして、一緒に仕事をしたことがある制作会社の人たちを見ていてすぐに分かるのは、音声さん・照明さん・カメラさんは職人たちですし体力勝負です。彼らは機材を担いで冬山登山でもやるのですから、最初から相当なプロ根性がなければ修行すらできないかなと思います。（もちろん、小さな現場では各々の担当が付くわけではなく、最少人数で一人何役もやりながら撮影してますけど）

残るは、AD→D→Pと監督見習いから製作の総責任者への道です。キー局などであれば、１ヶ月家に帰れなかったなどADの時点で人の扱いを受けないそうですね。知人によると、最近は番組内でちょくちょくADが映るので、そういう番組ではADがすごく小綺麗になったそうです。（それでも薄汚れていますけど）

地方ののんびりした局ならば、そこまでの扱いは受けないでしょうけど、それでもほとんどがインパール作戦のごとく消耗戦で燃え尽きていくそうです。いくら好きでやっている仕事であっても、局の社員は自分の何倍も高い給料をもらっているわけですから、一緒に仕事をしていて辛くなる人も少なくないそうです。

やりたい人がいくらでもいるので、数年間頑張ってくれればOKという業界内の認識が出来上がっているんでしょうね。この辺は、アニメ関係を目指す人と状況は同じですね。

単に映像系の仕事でありさえすれば良いというのであれば、ブライダル関係の撮影助手なんかは求人が結構あるかと思います。そこならば、企画・演出から最後の編集・完パケ納品までを一気通貫で体験できるかなとは思います。

「闇雲に夢に向かって挑戦するな」などというつもりはありません。ただ、無手勝流で突っ込んでいっても、同じようなことを考えている人たちの渦に飛び込むわけですし、相応の準備をした人たちよりもかなり過酷な状況からのスタートなのは間違いありません。その状況については、知っておかれたほうが良いかなと考えての回答です。まずは、前述の通りここで検索されることをお勧めいたします。