拙者にとっては大変でした。 一番大変なのは精神的な葛藤です。 真面目に一生懸命仕事をすればするほど「嫌な仕事だ」と思ってしまいます。 例えば自殺案件や告知義務違反案件。 不真面目にテキトーに調査をすれば保険金を支払われたかもしれないのに、一生懸命生真面目に仕事を頑張ったせいで保険金が支払われなかったという事態になることが多々あります。 調査の第一段階で本人か遺族にお話を伺うので、支払い謝絶だろうと思った時はとても辛いです。ご遺族は現実的にもっと辛いでしょうが... それと「相手が友人だったら、ぜったいに聞いてはいけない」と思うような失礼なことをズケズケと聞かなくては仕事になりません。 死亡保険金ではなく入院給付金のように本人と面談すると、「そんなこと担当者から聞いていない!詐欺だ!」「入ってくれ入ってくれとしつこくセールスされたから他の保険を解約して入ってあげたのに」とか「万が一の時を考えて加入したのに、いざ支払う段階になるとこんなこと(調査)をするのか!」と激怒したお客様を相手にしなければなりまん。 法律論や約款で相手を論破することは可能ですが、そんなことをすれば仕事がスムーズにいかなくなるので逆効果。ストレスが溜まる一方です。 その上、給与は1件いくらの出来高制で給与は低いし、立替金も多いです。 医師面談料は大抵診断書代と同額としていることが多いのですが、面談15分単位で税別5000円ということが多く、高額な病院では30000円。交通費等、経費はすべて自分が立て替えて、報告終了の時に請求。給与と一緒に支払われるため、いつも財布に数万円持っていなければなりません。もちろん案件を自分で選ぶことはできません。仕事は所属する調査会社と契約している保険会社から回ってきますが、在宅勤務なので自宅周辺の地域の仕事が回されます。 これ以上書くと自分の愚痴になりますからこの辺にしておきますが、もし友人から「興味あるからその仕事をやってみたい」と相談されたら、絶対にお勧めいたしませんね。
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