公務員試験について質問です。

Question

公務員試験について質問です。MARCHの非法学部から五大省庁以外の、比較的採用されやすいと言われている法務省、環境省などに採用されるのは、可能性としては、かなり低いのでしょうか。

ご回答いただけると幸いです。

Answer 1

法務省なら可能性は高いです。

法学部ではありますが、過去には松山大学からも就職した実績があります。
学歴的にはMARCHなら十分合格です。

Answer 2

法務省に総合職試験で入るのは可能ですよ。東大などの難関大卒は法務省に入りませんから。

法務省は，民事局（人権擁護局・訟務局含む），保護局，矯正局による局別採用制をとっています。民事局に採用された者は，2年程度の大臣官房での勤務の他，人権擁護局，訟務局，民事局での勤務になり，多くの仕事に触れる事が可能では有りますが，どの局においても課長補佐までしかなれません。

民事局には裁判所から出向している判事補・判事・検察庁から出向している検事が多く勤務しています。出向中の身分は全て検事です。ですから，課長職は検事しか就任できません。民事局長は，裁判官出身の検事の指定席になっています。訟務局長も同じです。刑事局は検察官出身の検事と検察事務官しかいません。
何故身分が検事なのかと言うと法務省設置法の附則に，当分の間、特に必要があるときは、法務省の職員（検察庁の職員を除く。）のうち、百三十三人は、検事をもってこれに充てることができる。と有るので，裁判所から出向している者を一時的に検事に転官させるのです。

尚，検察官出身の指定席は，人権擁護局長，官房長，刑事局長，事務次官です。

検事以外の者が，課長や審議官，局長になれる可能性が有るのは，保護局と矯正局だけです。但し，筆頭課長である総務課長は検事の指定席です。
局長も検事とのたすき掛け人事になっていますので，必ずなれるとは限りません。

以上の事から，検事以外出世できない特殊な省庁ですので，難関大学卒のエリートは法務省には見向きもしません。