人事(異動担当)にいた人間です。 財務における業務内容にもよると思いますが、現場で使えなかったから財務へ異動となったというのは、少し荒っぽい判断ではないかと思います。財務の人材不足がある中で、現場よりも財務での適正があり異動となったのが妥当ではないでしょうか。(悪くとらえるなら、どの現場でもスピード感が必要かと思いますので、スピード感がない人だった? 財務は日々の積み重ねや慎重さが問われるところであるため、スピード性より効率性や正確性重視です。)または、現場の状況を知っている人間が会社の経営状況を把握するに近い財務(会社全体のお金の動きが見える部署)へ異動させることで、キャリアの幅を広げ、将来の幹部候補とみなされている可能性も考えられます。異動前・異動先の情報だけでは、なんとも言えないです。 どのような現場であったかがわかりませんので、的確な回答ができかねますが、サービス職などの現場から財務への異動となれば、数字を扱う部署になりますので、数字に抵抗がないことや、金融機関や監査法人とのやり取りも発生しますので、人との折衝で問題を起こさない人(口が堅く不用意な発言をしない人)、会社の機密事項と公開情報を扱う場合もあるので、冷静な判断力と管理力も問われることが考えられます。 いずれにしても財務であれば長期的に取り組む業務だと思いますし、現場では「使えない人」と判断されていても、決して会社から「不要な人」と思われているわけではないと思います。 医療業界(医師)の世界における現場と、製造業やサービス業の現場、では必要なスキルがまったく違いますので、質問者様のおっしゃられる現場がどのような内容か、あとは会社の規模次第でしょうか。
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