文系理系というのは高等学校での進学先に向けての 進路選択というくくりでしかなく実際には 看護学に必要なものは文理できっぱり分けられるほど 単純ではありません。 看護は医学的なことがかなり求められるので どうしても理科の知識が求められます。 生物や化学の知識です。これらの知識がしっかり していないと表面的な理解になり、患者さんと 関わったときもちゃんとした看護になりません。 しかし生物なら文系の人でも習います。 国語や歴史の知識も高齢者が多い中で 戦時中のことを話すこともあるでしょうし、 古典や近代文学が好きな患者さんもいるでしょう。 看護学を確立させたナイチンゲールの場合、 フランス語・ギリシャ語・イタリア語、ラテン語などの外国語、ギリシア哲学(プラトン)・数学・天文学・経済学・歴史(イギリス、外国)、美術、音楽、絵画、英語(英文法、作文)、地理、心理学、詩や小説などの文学 を学んでいたとウィキペディアには載っています。 彼女の場合もともと大金持ちで働く必要がないくらいお金が あったのでその暇な時間をこれらの学問に費やしたと言えますが。 結果としてナイチンゲールは得意だった数学を生かして 統計学のグラフにて戦地での死亡率をわかりやすい形で作成し それをヴィクトリア女王に見せたという話は有名です。 看護だけでないですが、大人になってくると文理を単純に 分けられるような勉強ばかりでなくなってきます。 知っていて損はないです。 だから高校などではできる限りいろいろなことを学ぶ姿勢を 身につけたほうがいいと思います。 看護は勝ち負けではありません。 患者さんにとってよいものを与えることが大事です。
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