解決済み
国立大学文系には必ずと言っていいほど、教育学部があります。 多様な教育学部があり、多くの専攻課程がありますが、就職は芳しくありません。そもそも教員養成の規模以上に肥大した教育学部に存在意義があるのでしょうか? また、企業はなぜ教育学部卒業生を企業へと採用することを嫌うのでしょうか?
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国立大、特に戦後新設された国立(俗に駅弁と揶揄されることがある)大学に教育学部が(ほぼ)必ず存在するのは、GHQの政策です。 天皇陛下崇拝の教育勅語を全面的に改め、戦後の教育民主化を推進するために、まず教員の民主化が必須であると考えたGHQは、各都道府県に新設する国立大学に教育学部を設置しました。 教育学部からの民間企業就職が少ないのは、そもそも教員志望が多いという背景がありますから、採用結果だけを見て「企業が教育学部卒業生を嫌っている」と結論付けるのは危険だと思います。 純粋な教員養成機関であった教育学部に、民間企業就職も視野に入れて学びの多様性を取り入れる動きは一部に見られますので、これから進んでいくかもしれませんね。 たとえば神戸大学の発達科学部は教育学部を前身としていますが、就職者216名に対し、教育関係就職はわずか29名です。では民間企業はレベルが低いのかというと、以下のように決してそんなことはありません。 ニトリ(6) 富士通(4) 阪急阪神百貨店(3) 三井住友銀行(3) 都市再生機構(3) 東京海上日動火災保険(3) 日本生命(2) ウィル(2) ダイキン工業(2) ミズノ(2) NTT西日本(2) 伊藤忠商事 国際協力機構(JICA) 第一生命保険 キリンHD サントリーHD 伊藤ハム 日本製粉 帝人フロンティア 東レ 大日本印刷 AGC(旭硝子) 東ソー 富士フイルム P&G ライオン ブリヂストン 旭化成 住友化学 川崎重工業 東芝機械 島津製作所 東芝 日立製作所 スズキ TBSテレビ NTTデータ 毎日新聞 オンワード樫山 豊田通商 ミキハウス 他 http://www.career.kobe-u.ac.jp/contents/data/2019/03.pdf 神戸大の経済、経営、法の実績は高いですが、それらと比べても大きな差はないような気がします。 もちろん地方国立はそれなりのレベルに落ち着きますが。
その前提を知らないため何とも言えないです。教育学部の就職が芳しくない典拠を教えていただけませんか。興味があります。 存在意義については、誰にとって、でしょうか。 また企業が採用を嫌うについても同様に典拠をお願いします。こちらも興味があります。
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