文学部英文科か外国語学部英語専攻という質問が定期的にアップされますが、実のところ、どちらのコースであっても、大学が提供する講座に違う違うと強調するほどの差はありません。 英文科に在籍して言語学寄りの勉強をする人がいるし、外国語学部に在籍して文学に力点を置く人がいる。そもそも、英文科は必ず言語学の先生を雇っているし、外国語学部でも必ず文学の先生を雇っている。 文学というと小説や詩しか思い浮かばない人が多いですが、文字で書かれた物ならば何でも研究対象です。書かれた文字、言葉の背景にある文化、思想、歴史、政治などを読み解いていく学問分野です。ただ、大学という場所で学生相手に講義をするとなると、特定の作家を取り上げることが多いというだけのことです。小説を読んで思いに浸ることが英文科の仕事ではありません。 会話力については、英文科でペラペラの人がいるし、外国語学部でしゃべれない人がいる。何が違うかというと、大学の体制というよりも、本人の才能と努力の違いなのです。 才能面については、口から生まれてきたような人は、皆と同じ文法書を読んだだけで、特別な訓練を受けなくても、どんどんしゃべれるようになっていく。世の中には、不思議な能力を持っている人がいます。 努力面については、私はたいていの大学にある英会話サークル(ESS)をお勧めしています。毎週の課題をこなしていくことで、短期間で会話力が向上します。ESSが合わない人は、自分で工夫してください。
英語がしゃべれる英語の先生 に成りたければ 外国語学部 でしょう。 ただ、教養を深めたければ英文科かな。でも 教養 はご自身で深めていけば良いのです。 英文科に行った場合、英検準一級 に受からない英語の先生 になる可能性もあります。 高校で6割、中学で4割 しか準一級レベルの先生が公立ではいないそうです(笑)。という事は、英語以外の先生のレベルは...............です。 矢張り 外国語学部 でしょう。
< 質問に関する求人 >
求人の検索結果を見る
< 平日勤務で週末はリフレッシュしたい人におすすめ >
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
求人の検索結果を見る