金沢大学・理工学域（自然システムのバイオ科）と新潟大学・農学部（応用生物化学）を比較した場合。関東か関西に本社がある有名…

Question

金沢大学・理工学域（自然システムのバイオ科）と新潟大学・農学部（応用生物化学）を比較した場合。関東か関西に本社がある有名企業に就職したい場合、企業側の評価に差はありますか？バイオ関連企業を考えています。（範囲は広いですが・・・。）、最終的に修士までの進学を考えています。（他大学の院も含めて）

Answer 1

金沢、新潟大ともに日本海側の基幹大学で企業からの評価に差はありません。

地理的な差と言えば、上越新幹線が通っていること、ならびに新潟県は関東地方に入ることが多いので東京都内では新潟大の方がイメージが湧き易いでしょう。新潟市が政令指定都市であることや日本海の海運産業の中枢となっているため大手の企業の支店は金沢よりも新潟に多いです。学生生活は諸事情を鑑みて郊外の山の上のキャンパスにある金沢大と比べて新潟大の方が格段に良いでしょう。

理工学域と農学部を比較すると農学部の学問体系は実学で製薬、食品、植物育種などのバイオ産業に直結しやすいです。
理工学域、恐らく旧理学部の生物系統のバイオは理論追求型の純粋学問でしょう。金沢大学は近年学部改組をして筑波大学もどきの学群制を敷いたため、非常に学問の領域が不鮮明で落ち着くまでにもう少し時間がかかりそうです。

総合的に見て希望に叶いそうなのは新潟大学農学部でしょう。バイオ関連企業での就職とあらば大学院で東大、東北大あたりに進学すれば問題無いでしょう。