北海道の人間ではありませんが、金融機関に勤務している関係で知っている範囲で申しあげますね。北海道には、以前都市銀行として全国展開していた「北海道拓殖銀行」いわゆる「たくぎん」があったわけですが、バブル期の不動産投資等が祟り、経営が破たんし、その後を引き継いだ(正確には事業を譲受した)のが当時第二地銀であった北洋銀行です。北洋銀行は、「たくぎん」や北海道銀行と比べても規模が小さい銀行だったのですが、健全だということと、地元の金融機関ということで、当時、破たんした「拓銀」の受け皿金融機関として白羽の矢がたったのです。その後、北洋銀行は北陸銀行とも合併し、現在は「ほくほくホールディングス」という持株会社のひとつとして、北海道経済の中核を担う金融機関となっています。北海道銀行ももともとの地銀としての存在感を十分有しています。最近の話題としては、金融機関に対し、「金融機能強化法」という法律が改正施行され、その公的資金を使いたいと真っ先に手を挙げたのが北洋銀行ときいてます。現在の中川財務・金融担当大臣のお膝元というのもその大きな理由であると思います。いずれにしても、そういう歴史と伝統の違いを十分に認識していただいたうえで、どちらかの銀行を選択していただけるとよいのではないかと思います。その際はどちらのOBの方におひとりでもお話を聞いてみるといいと思いますよ。私も銀行勤務ですが、同じ地域の銀行でも「カラー」は全然違うものです。やはり、金融機関も「ひと」で決まるので、先輩の素敵な金融機関は魅力的だと思います。今回の両行はいずれも地域経済を支える銀行なので、働き甲斐はあると思いますよ。就活にすこしでもお役に立てると嬉しいです。頑張ってください。
なるほど:1
銀行に勤めようとしているのに、勤め先の業績くらい見ましょうよ。赤字か黒字の違いでしょう。
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