151回がいろいろYouTubeやネットで話題になる理由は 1. 当時日商2級の試験範囲に加わって間もない連結会計の問題が商業簿記の大3問として出題されたこと 2. 工業簿記の大4問の問題として部門費原価計算が出題されましたが出題実績のない補助部門費の予定配賦という論点が出たこと 大きくこの2点が今も難易度高めという評価に繋がっていると思います。 もっと細かく挙げると 1. の連結の問題には (1)期首商品の未実現利益の控除という論点が含まれていて、この論点は連結会計が範囲に加わった時には入っていたものの、一旦商工会議所が公式HPにあるサンプル問題から外した為、資格予備校はこれを指導していなかった所も有った (2)S1とS2と2つの子会社が登場し、また子会社間の取引から生じる未実現利益の控除も行わなければならなかった (3)会計年度の表記が一般的な表記ではなかった --期末に属する年で年度の表現をするという予備校講師や実務家(会計士や税理士)でも見たことのない表記の仕方 が含まれていた為だと思います。 特に(3)は2級受験生や各資格予備校から批判が殺到したために商工会議所が試験日夜に公式HPに反論?言い訳?として急遽挙げざるお得なかった舞台裏があるのです。 この会計年度表記については今は表立って言えませんが、出題ミスという見方が一般的ですね。 2. 工業簿記の大4問の問題 個人的には工業簿記の大4問も2級工業簿記テキストではやらない範囲が含まれている点では大3問同様に商工会議所に対しては「やりすぎ」だと感じています。 長文になりますだが、だいたいの説明と事の顛末はこんなところで御座います。
< 質問に関する求人 >
簿記(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る