解決済み
簿記2級 連結会計 S社がP社から仕入れた検収未了商品の仕訳について。問題 連結第4年度の期末においてS社がP社から仕入れた商品4,000円の検収が未了であったため未処理となっていた。なお、連結間の商品売買については全て掛け取引を行っている。 ①仕入高の修正 売上原価 4,000 買掛金4,000 ② 棚卸資産の修正 商品 4000 売上原価4,000 ? S社で検収が完了していない商品4000円は未使用であると判断できます。従って、期末在庫として、売上原価から商品へ振り替えます。 ↑ ◉S社で検収が完了していない商品4000円が未使用であると判断できるのは、なぜでしょうか? 受け取った商品が注文通りであったことをまだ確認していないからでしょうか?
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<商品未達>という論点でと思いますが、決算時点では、S社は、P社からの仕入を認識していないので、仕入を認識していないものについては、どうしようもないと思いますが。 あと、<決済未達>という論点もあるので、あわせて処理をお考えになられるのがよろしいかと思うのと、期首にある場合、期末にある場合、それぞれを確認しておく必要があると思います。 というのも、連結財務諸表は、個別財務諸表を単純合算するところから始まりますが、そうすると、商品未達、決済未達のまま、個別財務諸表を作成してしまっているので、それを連結財務諸表へ反映させる必要があるということです。でないと、連結修正仕訳の内部取引に伴う相殺消去の仕訳で、親子間で金額的に齟齬が生じてしまします。難易度としては、商品未達や決済未達があった翌期の連結上の修正仕訳のほうが、難しいので、これについては日商簿記の1級の範囲になるのでしょうか(ちょっとわかりませんが)。 つまり、上の問題では、S社では、個別財務諸表上、翌期期中の仕入れとして認識してしまうので、 買掛金4,000/当期商品仕入高(売上原価)4,000 と取り消すとともに、 期首商品棚卸高(売上原価)4,000/商品4,000 + <前期修正> 利益剰余金当期首残高4,000/買掛金4,000 商品4,000/利益剰余金当期首残高4,000 ということになります。上の当期の仕訳で、売上原価勘定、一本で処理せずにあえて、期首商品とか当期商品といった処理をしているのは、同じ売上原価でも、どの部分を修正しているかが、複雑な問題になるとわからなくなりますので、あえて、そのような表示で修正しております。
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