30歳で年収700-800万円は難関大学卒としては並みでしょうか？

Question

30歳で年収700-800万円は難関大学卒としては並みでしょうか？

Answer 1

学歴に関係なく、30歳の適正年収は、510万円。

年齢 × １万円 × （12ヵ月＋ボーナス５ヵ月分）で算出される。

難関大学卒ってどういう？

例えば、旧帝大・早慶レベルしか存在しない、おれが所属した報道機関の記者職は、原稿の締め切り時刻のない通信社の宿命で、時間外手当が青天井なので、採用１年目の４－12月の９ヶ月間で、500万円を軽く超える。１年目はサツ周りの事件担当がデフォという理由もある。

担当によって手取りの上下を繰り返しながら、30歳には1500万円を超える。

基本給は、『朝日新聞』記者がトップだ。部数世界１の『読売新聞』記者が負けているのは、読者層が異なるので広告出稿が異なる。『朝日』がメルセデスの全面広告を出した日に、『読売』には軽自動車の３段広告が載っている。

だが、『朝日』も『読売』も、出稿締め切りのサイクルで業務が進むので、時間外手当に「上限」がある。記者はうちほど稼いでない。

それから、『朝日』『読売』などは、うちには存在しない地方国立・GMARCH・関関同立レベルの記者がいる。

おれ（旧帝経済卒）は同級生と比べて極めて「稼げてない」方で、おれより低収入なのは、公務員くらいだった。でも、彼らには「裏金」があるからね。「甘い汁」も吸えるからね。

おれは39歳の時に、管理職就任を拒否して会社を辞めた。辞めた直前の年収は、2000万円にわずかに届かなかった。管理職になると、時間外などの手当てがゼロになるので、100万円単位の減給になってたはず。

つまり、「30歳で年収700-800万円」なんてしょぼい。難関大学だろうな偏屈大学だろうが、稼ごうと思ったらもっと稼げる。もちろん、稼げてない社会不適合者の方が多い。

だから、【社会不適合者の】難関大学卒としては、【並み】なんじゃないの？