バーテンダーです。 資格は各種あります。 むしろありすぎるほどにあります。 バーテンダーだけ取っても協会自体が複数あり、それぞれが独自に資格試験をしています。 どれが上とか下とかはなく、それぞれの専門分野に分かれて協会があります。 バー全体からワイン特化、ウイスキー特化、ラム特化、などなどお酒の種類に準じて特化した資格があります。 さらにホテル系に強い教会や一般的な店舗型に強い教会、国際規模のところといろいろあるのですが、その協会の中で初級、中級、上級とあるのでどれを取るかはどの教会に属するかによります。 ごく一部、本当に何の役にも立たない主催者のお金儲けのためのレベル超甘口資格もあるのですが、協会の詳細を見れば何となくわかると思います。 ただ結論から言うと、バーテンダーやソムリエ等の仕事をするときに、各種資格は必須ではありません。 資格で仕事をするのではなく能力で仕事をするからです。 資格はあくまでその仕事のレベルの基準を自分で図るための階段だと思ってください。 実際に、そういった各種資格は国家資格でも何でもないものなので社会に対し何の権限も効力も発揮しません。 ただ、仕事をするときに「OO協会認定のXXX」といえるので、お客様側の安心感があるというのと協会主催のイベントに参加できるくらいのものです。 資格はブランド物のブランドロゴくらいのイメージでいてください。 しかし能力を伴った人が何の資格も持たずにいることに対しては何も言われませんが、能力を伴っていない状態で協会にも属さず資格もないとお客様のタイプによっては「どこかに属して勉強して資格を取ったほうがいい」と言われるかもしれません。 たしかに資格はいい防具になります。 まずは資格について考えるのではなく、お酒幼稚園の園児になったつもりで自分で本を読みながら素人からでも働けるお店を探して勉強と実践の両立を目指してください。 おそらく独学では間違った知識や勘違いなどいろいろあったり、本の内容と実際の現場では違うことも何千回も出てきます。 そういう時に改めて「自分は園児だからなにかを勘違いして覚えたのかもしれないからお店のルールに従おう」と考えられる人はいつか良いバーテンダーになれると思います。 時に店が間違っていることもあるかもしれませんが、やはり本の中の理想と現実世界で、できることややってしまうことは違います。 それがあまりに多くて耐えられなければ違う店に移りましょう。 資格は欲しければそのあとに店の方からの紹介で協会に入会してとればいいです。 自分の理想の協会と店の協会が違ったり、そもそも協会に属していないのであれば、お店の方からその協会の方を紹介してもらったりするといいと思います。 完全に孤立しているお店なら、自分でその協会員のお店を探して自分でつなげるしかありませんが、無理なことではありません。 一応補足ですが、入会金、年会費、各種イベント参加費、資格試験代、試験のための勉強会代、それらの交通費や宿泊費は結構なものです。 私が所属する協会は入会金28000円、年会費15000円、一番初級の資格取得のための会費や各種費用はそれらとは別に、合わせて20万円ほどかかりました。
なるほど:2
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