解決済み
簿記2級の勉強で、工業簿記をやってます。よく出てくる「直接作業時間を基準として、予定配賦率により各製造指図書に配布する」「配布差異を公式法変動予算を用いて予算差異と操業度差異に分解する」等なんですが、解き方以上理屈というか意味合いがよく分からず、なんとなく頭に定着しない感じがして、しっくりきません。 この辺りの理屈や実際の仕事で、どのように運用されるか等ご存知な方いらしたら、教えて下さいm(_ _)m
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製造業は売値以下に原価を抑えなければ商売になりません。 なので原価計算というものが生まれました。 儲けるために製品Aの構成を考えるわけです。 物を作るには人件費として労務費や消耗品や電力等の工場経費がかかります。 今度は製品Aを構成する製造ラインに労務費や工場経費を配賦します。 この時点ではあくまでも目標や予算ベースです。 実際に製品Aを作ると予想外の事が起きます。 例えば人が辞めたので少ない人数で残業対応した結果人件費がオーバーした、 その結果製造ラインの稼働率が上昇した、 製造に失敗して消耗品を使い過ぎた、 電気代は原油価格が下がったので思ったより安かったなど。 製品Aを出荷したら思ったより儲けていた。 どうしてかな? となって出てくるのが原価差異分析となります。 目標や予算ベースの値から 実際の結果を付き合わせてその差を確認し、 次の工場運営に役立てます。 例えば人件費を下げられるよう設備投資しようとか、 ロスを減らす為に改善活動をしようとか。 突き詰めるとキャッシュフローも関係するし奥深いので 大体のところで抑えた方がいいですよ。
理屈とは何ですか? 配賦については直接作業時間を基準にする、という明確な理屈に基づいて行っているだけですし、差異についても製造間接費の差異をただ予算と操業度に分けているだけですが。
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