私もゼネコンの設計部に10年弱いました。現在は、建設コンサルタント会社の土木設計部で働いています。 土木設計といっても色々な分野があります。河川、道路、橋梁等の構造系、港湾、上下水道等・・・・・ 具体的に言うとシールドトンネルの設計であれば、土や水の圧力が作用した際にシールドトンネルの覆工(セグメント)が耐えられるかどうかを計算で求めます。 計算をする際には、技術指針に基づいてします。トンネルであればトンネル標準示方書などです。土木設計の仕事では、数値等を決定した際には根拠が求められます。そういう示方書などから根拠を見つける仕事です。(公共工事であれば会計検査などがあって、設計の責任を強く求められることがあります。) 土木設計の仕事は、官公庁が発注する公共事業であれば、設計と施工を分離して発注する原則があります。だから設計の仕事は、建設コンサルタント会社が、施工は建設会社が行うことが多いです。 一部の仕事は、詳細設計付きの工事であったり、設計施工一括発注の仕事だったりします。また、民間の開発業者等が開発行為にともなう土木工事の設計の仕事を発注したりします。こうした、仕事は建設会社の設計部でも行います。 まあ、施工管理の仕事なら野外で体を動かす人の方が向いている場合もあると思いますが、設計の仕事であれば、基本デスクワークで、一日中、パソコンを見ているかんじです。また、発注者から根拠を示すように求められるので、示方書等を読んで勉強しなければなりません。 どういう会社で土木設計の仕事ができるかというと、建設コンサルタント会社、ゼネコンの設計部、メーカーの設計部などです。発注者の立場でも設計をする場合はあると思います。また、元請の会社ではなくて下請けで計算などを請け負っている会社もあります。
ゼネコン出身、コンサルを経て自営で土木設計をしています。 土木設計の仕事は ・官公庁の発注 ・大手開発業者の発注 ・自社設計施工の土木部門の設計 主にこのような所から仕事を得ることになります。 構造物(鋼構造・コンクリート)、土質、施工計画、積算と様々な基礎知識を持ったうえで、道路、河川、造成、上下水道、鉄道、港湾・・・と色々な専門分野の設計に携わります。 公共事業を受注して作業を行うためには、関連部門の「技術士」「RCCM」などの資格が必要です。 この資格は業務経歴年数が受験資格になっており、RCCMはまだしも技術士はやや難関資格になっています。
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