解決済み
少しニッチな質問になりますが、自衛隊や海上保安庁の航空過程の試験について、とくに数学ですが、旺文社の参考書「入門問題精講」では試験対策としては役不足になるでしょうか。「基礎問題精講」さらには「標準問題精講」と細かなレベル分けがされているようで、対象としている学校がイマイチ分からない次第です。 自衛隊、海保と少し特殊なジャンルと思いますのでご存知の方少ないことと思いますが、一般的な大学受験の話でも構いません。ご教授頂きたく存じます。 ちなみに当方高校卒業より数年経過しておりまして、現役時も数学は苦手科目としておりましたため、対策には少し回り道も必要と考えております。 長くなり恐縮でございます。 どうぞ宜しくお願い致します。
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大学受験ではなく、公務員試験という観点から回答させていただきます。 質問者さんは数学が苦手とのことですが、結論から申し上げますと、 航空自衛隊及び海上自衛隊航空学生採用試験では、数学のレベルは「入門問題精講」で十分です。 ただし、受かるだけならそれで十分ですが、パイロットとしての知識や技術を身につけるためには、数学や物理の素養が必要です。 もし合格したと仮定して、日々の授業で苦しまなくて良いようにするには、入校までに「標準問題精講」が概ね理解できるようになっておくことをおすすめします。 海上保安学校航空課程につきましては、試験レベルとしては、 航空学生より難しいうえに、採用予定者数が毎年10~20名という、航空学生と同様にかなり狭き門になっています。 「標準問題精講」どころか、そこそこの国公立大学が狙えるレベルは欲しいところです。 また、私は高3の時に、下記の試験の受験経験があり、最終的には防衛省に入省しました。 ・国家公務員一般職(防衛省にしか興味がなかったため、官庁訪問は防衛省のみ。→内定) ・防衛大学校(最終合格後、辞退) ・海上保安大学校(最終合格後、辞退) ・海上保安学校(最終合格後、辞退) ・航空自衛隊航空学生(2次試験で不合格) その頃の経験を、以下のとおり記載させていただきます。 私の場合、質問者さんとは逆に、完全な理系でしたが、英語に苦労しました。 センター試験で200点満点中100点取れるか取れないかというレベルでした。 しかし、まずは公務員試験対策の参考書を研究し、自分のレベルでも英語の問題は解けると判断したため、どちらかといえば、公務員試験特有の教養問題に力を入れていました。 質問者さんも、まずは書店に足を運び、公務員試験対策の参考書を手に取って確認してみることをおすすめします。高校の授業で平均的な成績であれば、案外解けそうな問題がたくさんあると思います。もし、解けそうな問題が少ないのであれば、今までの高校の勉強(特に数学、英語、物理、化学)を復習してください。 古代中国の兵法書に、孫氏の兵法というものがありますが、 そこでは、まず敵と、自分のことをよく知らなければ勝つことはできないと、記されています。 受験対策も戦いと同じように、まずは疑問に思ったことを、より早い段階で情報収集することをおすすめします。 また、公務員試験には教養試験という特有の問題があります。数的推理、判断推理、文章理解などがあります。 これは慣れるまで時間がかかるので、市販の問題集(私は、成山堂書店の「海上保安大学校・海上保安学校採用試験実戦問題集―その傾向と解説」と実務教育出版の「初級スーパー過去問」を使いました)を買って、今からでも勉強してください。 それと航空自衛隊及び海上自衛隊航空学生にしても、海上保安学校航空課程にしても、体力がないときついです。 対策として、空いた時間にランニング、腹筋、反復横跳び、懸垂に取り組むと良いです。 あと、私は一昨年、防衛事務官を退官したのですが、一言お伝えしたいと思います。 私は昔から、戦闘機パイロットを目指していましたが、2次試験の航空身体検査で視力が足りず不合格となりました。 戦闘機パイロットは、憧れでもあり、夢でもありました。 ですので、勝手ながら、質問者さんにも、ぜひともパイロットを目指していただきたいと思います。 長文になってしまいましたが、合格できるよう心から応援します。 自分の最善を尽くし、後悔の残らないよう頑張ってください。
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