司法試験とはどういう試験ですか？

Question

司法試験とはどういう試験ですか？覚えないといけないものとか、いつから勉強すべきとか

Answer 1

司法試験とは、裁判官、検察官、弁護士になれる資格を 得るための試験です。憲法、民法、刑法など7科目及び選択科目に関する論文式試験と憲法、民法、刑法の短答式試験で構成されています。試験は4日間で、間に1日休みがあります。論文式試験は、比較的長文(数頁から十数頁)の問題文と設問で構成されていて、一科目2時間(選択科目は3時間)で回答します。短答式試験は、4から5くらいの選択肢の中から正解のものを選ぶ形式が中心で、50分又は75分で回答します。
出題される法律や法分野の概要や基礎知識、問題となる論点、関連する判例等は、理解して覚える必要があります。法律の条文を全て覚える必要はありません。受験者の多くが理解している内容を漏れなく理解し、かつこれを的確に自分の言葉で表現できるようになることが重要です。
いつから勉強すべきかは受験する人の能力や状況によると思います。早い人は大学1年の頃から少しずつ勉強を始めますし、4年になりロースクール受験を考え始めた段階で集中して勉強し始める人もいます。
難しいことは間違いないと思いますが、自分にあった勉強法を見つけ、地道に努力していけば、合格は決して難しいわけではないと思います。