設計と一口に言っても、ばくっと分けても流体、構造、船装、電気、機関などと分かれるのでなんとも言えません。 私自身はいわゆる理論流体力学をやっていたので大学当時は微積分をバリバリ使っていましたが、造船所では構造設計をやっており、実際使う機会はほとんどありません。 もちろん微積分の考え方が分かっていれば、連続した数値を離散化・近似したいときにすっと発想できるので、わけのわからない物理現象を都合よく(=計算しやすいように)近似するときには役立っています。 ただ、大学で習うような?いわゆる常微分方程式の解がどうのこうのとか、そういったことは使う機会はめったにないので、安心?してください。(学生に勉強しないよう言うのはあれですが・・・笑) それよりも、微分積分の物理的なイメージというか、そういう考え方をきちんと身に着けるつもりで勉強されるといいと思います。(たとえば、微小時間と速度をかけたものをたくさん足したら距離になるだろうから、速度を時間で積分すれば距離だし、逆に距離を時間で微分すれば当然速度になるよね・・・とか。うまく文字で伝えられませんが) ID非公開のためどういう方かわかりませんが、今勉強している学問や、もしくはどんな設計に興味があるとか教えてもらえれば、もうすこしまともな答えが出来そうです。(流体・構造であればですが。) たとえば船の流線形をデザインしたいんだとか、エコな船を作りたいだとか、安くて軽い船を作りたいとか、エンジン回りをやりたいだとか、いやいや居住性の良い船を考えたいんだとか、なんでもいいから現場のおっちゃんとあーだこーだ言いながら設計したいとか。。。笑 私は勝手に貨物船を思い描いていますが、艦艇・客船・漁船などなど色々いろいろありますし・・・ あちなみに入社直後の研修では多分船の専門用語を覚えたり、いわゆるビジネスマナー研修みたいなものだったり、現場に出て建造現場ツアーとか、場合によっては英語のちょっとした講座をやるとか、そんなところだと思います。 さあフーリエ級数展開をやってみなさい!なんて会社は多分ありません(笑)。
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