歌舞伎の家に生まれた男子が歌舞伎役者に なるのを嫌がらないのは何故ですか? 別の仕事についた人もいるのかもしれません…

Question

歌舞伎の家に生まれた男子が歌舞伎役者に
なるのを嫌がらないのは何故ですか?
別の仕事についた人もいるのかもしれませんが。

Answer 1

生まれた時から、坊っちゃん、若だんな、
と可愛がられて、やりたいホーダイ、しほーだい、
おんばひがさ、で育てられ、、、、
周りは芝居関係者に囲まれて、、
でも、一方では、厳しく芸を仕込まれて、、
出来なければ怒られるが、出来れば
それはそれは褒め親され、、
そして舞台に立てば、観客からヤンヤの喝采、、
いわば飴と鞭で、そんな環境に身を置くうちに
嫌がるどころか楽しくなっていくのでしょう。

厳しさや環境が嫌になって辞めた人
はじめからそうは育てられなかった人
先輩にいじめられ嫌になった人
もいたでしょう。

Answer 2

歌舞伎は、芸がヘタでも、ミスをしても、周囲の役者がフォローしてくれて、なんなく難を逃れることができるから、続けられるとある役者が話してました。

しかし、落語とか講談とか、一人の一発芸で、周囲が助けることもできないので、
代々続く家系が無いと言われます。

なお、世界最長の芸の家系は雅楽の家系です。飛鳥時代から現代まで１０家くらい残っております。これも大人数での演奏ですので、歌舞伎と同じで、下手でもなんでも、なんとかなってしまうという点があると思います。

Answer 3

生まれた時から洗脳します。
歌舞伎の狭い世界しか知らないから他所の世界が解らない。
大きくなったら他所の世界が解ってくるから、
子供から大人になる時にヤンチャをする。

Answer 4

家の仕事ですから好きになるようにしていると思いますし、ある意味選ばれた家に生まれたので 芸の道を励むと思います。
伝統芸能の家に生まれた多くの方、そのまま進む方多いです。踊りや茶道、生け花などの家に生まれた方も後を継ぐ方多いです。

両親が離婚して 母親についていた人が 違う道に進むことはあると思います。
香川さんは その例です。でも好きで歌舞伎役者になると中年になって歌舞伎の道へ進まれています。中車

また青年期に同じように離婚された方の子息は 一時期歌舞伎を離れていたそうですが もう一度なりたいと戻られています。故坂東三津五郎さんの子息です。

ただ、中村錦之助さん〈歌舞伎の家の４男，萬屋錦之助〉は歌舞伎役者では役に恵まれないと映画界に進出して大スターになりました。