漫画の編集者さんってどんな人がなれるんですか？

Question

漫画の編集者さんってどんな人がなれるんですか？漫画家さんに駄目出ししたり、意見を出す人ですよね。漫画をおもしろくするプロみたいなポジションな気がします。
読者からすれば漫画家って知識豊富で柔軟な発想があって頭のいいイメージがあります。編集者さんはその漫画家達に意見するだけの漫画に対する知識と判断力が必要ですよね。
マニュアルとかがあってそれに従ってるだけとかでしょうか？

Answer 1

フリーの人もいますが、基本的に出版社の社員です
誰でも知っているような大手の出版社だとかなり高学歴の人が多く、就職するのは大変な狭き門となります
運よく入社できてもどこの編集部に配属されるかはわかりません
出版社にはファッション誌、スポーツ誌、ゴシップ誌、文芸、色々な部署があり、漫画の編集部に配属されたら、漫画編集者です
編集者は漫画家にダメ出しするだけが仕事ではありません
自分の担当作家の原稿を受け取って編集して入稿するまで、たくさんの仕事があります
編集会議、印刷所やデザイナーと打ち合わせ、写植の指定、アオリや広告文の作成、宣伝やメディアミックスなどの多部署との打ち合わせ、校正、取材、営業、持ち込みの受付、などなど、数え切れないほどの仕事があります
漫画家との打ち合わせは一読者としての感想を漫画家に率直に伝えつつ、市場の最前線を知る立場から、面白くする、売るためには何が必要か一緒に考えていきます

漫画に全く詳しくない人が漫画編集部に配属されることもあります
自分の担当は元々スポーツ系とゴシップ週刊誌の編集部の人間でした
編集者は一般的な読者感覚で漫画を見ることが必要ですし、漫画だけ読んでいるオタクのような人より、幅広い知識、臨機応変力がある人が向いていると思われます

Answer 2

頭がよくないと務まらないですよ。漫画家も高学歴の人がいますからね、その作家と共に作品作りしなくてはいけませんから。
あとは人と出会う仕事でもありますから人見知りしないとか、話し好きとか、打ち合わせも多いので日本語能力が高いとか、とにかく高いコミュニケーション能力は求められます。
あと残業が多いのでそれが苦じゃない人・健康な人ですね。
総合すると編集業が天職な人じゃないと続かないし務まりません。本当にやりたいと思う人しかなれない仕事。

ただ残念ながらこの人は頭よくないな・漫画の編集業向いてないな・本人が漫画編集希望してないんだろうな
と思う人はたまにいます。まあそんな人はすぐに仕事辞めていきますけどね。

Answer 3

出版社の社員で編集部に配属された人物と、編集を専門とする会社に勤務する人物、同様に、編集業を専門とするフリーランスの人物です。
作品作りに関わることも業務ですが、それが主体になるとも限りません。
スケジュールや金銭的な管理、印刷・販促との調整や編集に関わる一切を担当します。