AIに奪われる可能性は薬剤師も登録販売者も同じくらいだと思います。 どちらとも薬や健康に関する接客なので、高度な対応能力が求められます。現時点でのAIの能力で皮膚の症状を見て判断したりするのは困難でしょう。それが進むと、医師ですら要らなくなりますし、間違った判断をした場合の責任の所在があいまいです。 一方、医師の処方の通りに薬を作ってお渡しするだけなら、機械化は簡単そうです。実際は、処方監査や服薬説明の時に高度な判断が求められそうなので、単純ではなさそうですが。 あと、登録販売者の場合は賃金が薬剤師に比べると高くないので、設備投資の面から行って登録販売者の方がAIに奪われにくいかもしれません。 逆に薬剤師の価値が下がってきて、薬剤師と登録販売者の給与が同水準になったら登録販売者は淘汰されるでしょう。 ただ、薬剤師の数はそこまで増えなさそうです。薬学部が増えているのに合格者数が横ばいなので、薬学部の中退者や国家試験に合格できない人が相当数いると思われますので。(薬学部中退だと高卒扱いで、奨学金もあったら悲惨ですね) 登録販売者も合格率が落ちてきているので、登録販売者だらけになって価値が下がりにくくなってきています。 (2018年福井県19.5%。2019年も関東地方は軒並み3割を切っている所が多数あり、独学で受験した人の大多数が落ちたと推測されます。) まとめますと、 ・両方ともAIに奪われる可能性は低いが、AIの発展の度合いにもよる ・薬剤師の数が増えると登録販売者は困るが、そういう兆候は見られない ・薬学部の場合、学費が高い割に中退や薬剤師になれないリスクがある。 ・登録販売者の合格率が押さえられてきたので、過剰になる可能性は低い。 将来性はお金もあって、学力もあるなら薬剤師になった方がいいですが、学力がそこまでない場合は以下の通りです。 ・薬剤師:ハイリスク・ハイリターン(薬剤師になれなかったら最悪) ・登録販売者:ローリスク・ミドルリターン(資格取得に費やす金額が少ないが、探せば給与が高い会社はある)
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