芸能界関係の質問です。 私は今年の春に上京してきて役者を目指しています。事務所にも所属しております。 今度、東京に来…

Question

芸能界関係の質問です。
私は今年の春に上京してきて役者を目指しています。事務所にも所属しております。
今度、東京に来て初めての宣材写真の撮影があるのですが不安で不安で仕方がありません。
私は芝居が好きで役者になろうと志したのですが、人に見られるということが好きではありません。写真を取られるのも昔から苦手でした。
また、両親がこの業界で働いており幼い頃から芸能界がどういうところなのかを知っていたので、あまりこの業界が好きではありません。
本当は高校を出て大学に行くはずだったのですが、家庭の事情で行けず、話せば長くなるので語りませんが…
なのでもうこの道1本で食べていくしかなくなってしまったのでもう後戻りは出来ないと言った感じです。断崖絶壁に立たされているような気分です。
高校生のころから仕事を何個かしてきたのですが、どうもオーディションや現場の雰囲気に慣れません。
あと私はこの業界に片足突っ込んだときからどうしようもない劣等感に苛まれています。
「私なんかがここにいていいんだろうか」
と思ってしまいます。
「なんでこいつが役者を目指してるんだろう」「魅力がないなあ」
「この顔でよく芸能界に入ろうと思ったな」

そう周りが言ってるように聞こえるんです。
だからとても業界の人に会うのが怖いです。
事務所の方は私を認めて売り出そうとしてくれてるのですが全く信用できません。
私の何がいいのか分かりません。
他の人は私を良くないと思ってるんだろうと思ってしまいます。多分そう思っています。
この仕事をする人間が自信を持てないのは致命的だと分かりますが、でもどうしても自信が持てません。
芝居の実力、というよりビジュアルの問題です。
最近では自分の顔がよく分からなくなり鏡を見ても自分の顔じゃないような気がしてきました。
毎日不安になって涙が止まりません。
来月の宣材写真の撮影も上手くいく気がしません。
私と同じような経験をした方いらっしゃいませんか。劣等感や不安を克服した方法を知りたいです。
できればこの業界に関係してる方だとありがたいです。
よろしくお願いします。

Answer 1

知り合いのモデルに、質問者さんと同じく自分の見た目嫌い、見られるのも苦手という方がいる。
その子は俗にいうLGBTで、根底には性自認と体の不一致から来るコンプレックスが中心にあったようだけど、自分の顔も体も嫌いで、質問者さんと似た状況に置かれてたように思う。

接してて思ったのは、彼女が人生ずっと何かしらの恐怖と戦ってるということ。撮影してても感じるものがあった。僕は見る側支える側の人間だけどさ、よくもわるくも、そういう内面って役者にしてもモデルにしても内側から味としてにじみ出てくると思うのよ。この味を良くも悪くもするのも本人次第なところがあって、彼女もわりかし歯を食いしばってて、でもそれが深みというか、持ち味になってた。

モデルはね、毎日鏡と向き合う。自分が嫌な時もコンディション悪い時も向き合わなきゃいけない。
彼女にとってはすごくシビアなことだと思うけど、そうしなきゃやってられない仕事だし、役者もそういう部分がすくなからずあると思う。彼女は口癖のように「自分がなんでここに居るのか分からない」言ってた。分からなさの中で戦うことほど、つらいこともないと思う。質問者さんもつらいだろうに。

宣材って、まあ事務所によって違うかも知れんけども、その人の持ち味が最大限出るように撮るもの。
質問者さんのそういう苦悩はさ、撮ったらやっぱり顔にも出て写っちまうと思う。
んで、そういう不甲斐なさを一番感じ取るのは自分自身でさ、他人はなんとも思っちゃいないことが多い。
写真ってさ、苦手な人からしたら、どこか不甲斐ないものなんだよ。

仕事でくだんのモデルさんにお願いして撮ってた時、彼女が途中で泣いてるのに気づいて、何か僕がわるいことしたかと思って慌てたのね。
でもそしたら、こうやって撮影してると時々堰を切ったように涙が出てくるんだって。抑えきれなくて泣くわけだ。そのまま続けて下さいって言われたから撮り続けたけど、なんかあの時はレンズ越しに僕まで泣きそうになった。
けっきょく、彼女はしっかりモデルという役割を真剣に熟してたし、ものすごく真面目だったわけだよ。

質問者さんも、つらい反面、すごく真剣に真面目に仕事してるんじゃないかな？
ぼくはどっかで肩の力抜いていいと思うんだよ。反旗を翻すようなタカの外し方っていうかさ、どこかもっと自由にやっていいんだよ。何か月か休んだりとかさ。人生って長いから、あとから幾らでも休んだり、思いもよらない方向に舵をきることだって出来るんだよ。
そのモデルさんも随分個性的な人生を歩んでたよ。

多分今もどこかで彼女は泣いてるんだと思う。質問者さんに伝えたいのは、そういう人が、自分以外にも同じ業界に居るということかな。宣材とってると、この業界自信満々な人達だけじゃないんだなって思うこと多々あるよ。
モデルの子は質問者さんと話したらきっと相通じる部分あると思うし、必要なら紹介してもいい。
とにかく質問者さんは孤独に囚われてんじゃないかな。慰みにもならんかもしれないけど、あなたは一人じゃない。
オーディション会場でも、同じように戦っている人がどこかにぽつんと居るかもしれない。
肝心なのは、悩む中で誰かを悪者にしないことだ。誰も悪者にしない。仮想敵をつくらない。
悪い人が一人でもできるとね、その業界が本当につらいものになってしまうから。

Answer 2

相当のネガティブですね。
向いてませんよ。やめたほうがいいです。