救助技術大会は消防士が参加する大会です。 その名の通り、救助に関する技術を競う大会で、ロープによる結索が重要なカギを握ったりします。 ロープの結索では、要救助者が崖下や階下にいた場合、ロープを使って引き上げを行う事を審査します。 結索次第では、要救助者がロープにより、苦痛を与えてしまいます。 (引き上げと同時にロープが食い込み、苦しくなったりします) 壁を降下する際も、結索とロープワークが不可欠で、おろそかになっていると、自分の身に危険が及びます。 (降下時にロープがほどけ、要救助者や自分自身が落下する危険性もある) ビルの3・4階の高さから降下する際に、ロープワークがしっかり出来ていると、地面着地前に急ブレーキをかけ安全に着地できるのも、ロープワークがしっかり出来ているからです。 一方消防団には救助技術大会はありませんが、火災を想定した操法大会と言うのがあります。 これがまた批判が多い大会なんですが、消防の要素を取り入れた内容になっている為に、訓練と思える内容も含まれている為に、苦痛の大会なんですが、大会と名がつくから、勘違いをされる方も多いのも事実です。 実際は競技会なんです。 競技会の為に、優劣を付けなければならず、その為に採点基準もあります。 火災現場における、基本を学ぶことができる内容になっていますが、実際火災現場でこれをやるバカは居ません。 もし仮にいたとすれば、それは本当に馬鹿です。 採点基準も、事細かく設定されていますので、物凄く不評です。 でも事細かくしなければ、皆団栗の背比べ状態で、優劣が付きません。 役に立つのはごく一部の内容だけになってます。 これを覚えるだけでも、良しと言うプラス思考を持たなければ、ばかばかしくてやっておられません。 いわゆる新人の登竜門ですね。 頻繁に火災出動があれば、操法等覚える必要はありませんが、年に1回有るか無いかだと、火災出動した事のない新人にはうってつけの訓練です。 最後にこの操法は、消防署員も避けては通れない、消防学校入校時に習うことになってます。
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