医療事務は究極の所、社会保険制度の枠の ギリギリまで、もれなく有利に請求し収益 をあげるかが問われます。 具体的には、ひたすら端末で入力し、 月締めの時はひたすらチェックします。 給料は最低です。 医療の世界で事務員はカースト下位です。 ちなみに医療のカーストは 1:医者 2:薬剤師 3:技士(放射線、臨床、理学・・・) 4:看護師(でも数と団結は圧倒的で発言力強し) 5:看護助手、介護職 6:事務員、清掃員 7:イヌ、ネコ、ネズミ 8:研修医 だったりします。 なので事務員は往々にして ・消耗品扱い。コピー用紙一枚みたいなペラペラの存在。 ・戦場における緩衝地帯のように責任をおっかぶせる事で 医師や看護師が保身をはかる安全地帯、ゾーキン扱い を覚悟してください。 実際に残るのは有能な人材ではなく タフな図太い神経の持ち主です。 どんな扱いされてもへっちゃらな人です。 ただし、例えば素晴らしい職場もあります。 勤務医が独立開業する時に看護師や技師を 引き抜いて連れていく場合があります。 医療事務員も同様です。 有能な人材は欲しいというのが 独立という不安な心境の医師のホンネです。 あんまり露骨なヘッドハンティングだと問題に なりますが、ちょうど同時期に定年を迎える ベテラン看護師長とかは大人気です。 こういう「選ばれた者たち」で構成された 職場だとチームワーク良く円満です。
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医療事務の段階での仕事であれば、 中規模病院の場合の主な仕事は下記の通りです。 「外来業務」 ① 受付業務 ・初診、再診の受付(保険証を確認してPCへ登録) ※記号番号や負担割合などに注意 ・カルテを外来診察室へ持っていく ② 会計計算 ・カルテから診療内容を保険点数の項目に読み替えてPCへ入力 ・傷病名など診療内容と合致しているか確認 ③ 窓口精算 ・診療内容を計算した請求書に基づき患者様から一部負担金を徴収する ④ 事後点検 ・会計計算が終了したカルテをレセプト請求の観点から内容確認を行う 「入院業務」(当院での) ① 外来診療から入院が必要と医師が判断した患者様が入院する ② 会計計算 ・カルテから入院会計カードへ手書きで診療内容を転記する。(コストを拾う) ・入院会計カードからPCへ入力する ③ 定期請求 月二回:1日から15日までの計算を20日に、16日~月末までの計算を翌月10日に請求書を発行して患者様へ請求する ※退院の際は、随時退院が決まり次第計算を行う ④ 窓口精算 ・診療内容を計算した請求書に基づき患者様から一部負担金を徴収する 「レセプト請求」 ① 月が替わり、前月分のレセプトを発行して内容点検を行う ・入院、外来共に内容点検と修正 ② 伝送請求で請求点数(金額)を確定させる。 ③ 総括表作成(レセプト請求点数(金額)の総合計) ④ 経理課へ数値を報告(売上報告・入金予定額の把握) 「統計・計数管理」 ① 毎月のレセプト請求などの計数管理 ② ①に伴う各項目別統計管理 ③ 各業務の数値化 ・来院患者数 ・入院患者数 ・紹介患者数 これ以外に、雑用や送迎等もする事があります。 医療事務の段階での給料は、上記全般が一人前になるまでは安いと思います。 熟練度に応じて給料の評価も変わります。 《医療事務をススメるか?》 先ずは「医療事務」の説明ですが、一般的に出回っている「医療事務」は【仕事】だと思われていますが、(個人の見解ですが)「医療事務」は【業務(作業)】及び【知識】だと思っています。 医療の現場で「医療事務という業務(作業)」をして、知識と経験を積みます。 熟練すればする程、診療報酬等の医療制度にも精通するようになります。様々な経験を極めて行くと、医療機関の経営等関する企画や提案、対策等にも携わる事が出来るようになります。 目標・ゴールの設定は人それぞれですが、「医療事務」はこれらの最初の段階を指すのだと思います。 例えば、主婦等で子育ての合間にする「医療事務」はおススメします。 でも、男性で一生の仕事としたいと考えるのであれば、「医療事務」から始まる『上を目指す』のであれば、おススメします。 分かり難い説明で申し訳ありません。
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