なぜ経営学部より経済学部の方が就活で有利と言われるのでしょうか？

Question

なぜ経営学部より経済学部の方が就活で有利と言われるのでしょうか？経済学みたいな机上の空論みたいな学問より、マーケティングなど実学を扱う経営学を学んだ学生を採用した方が企業にとって有益なんじゃないですか？

Answer 1

まず、「経営学部よりも経済学部の方が就活で有利」というのは事実無根のデマです。

それから、「経済学は机上の空論」というのは事実誤認です。

経済学を学ぶためには数学科3年レベルの位相幾何学や測度論、微分方程式論などの知識が必要になるため、経済学部では経済学をまともに教えていないだけで、大学院レベルの経済学は普通に役立つ、というか無いと現代社会が成立しないレベルで役立っています。

Answer 2

goo***さんの言われるように、事務職採用は学部学科不問です。経済でもマーケティング理論は扱うのでは。

早稲田は学部別・院別に企業の採用人数を掲載していますね。確かに政経は採用人数が多い傾向はあります。

それは看板学部は難易度が高く、難易度の高い方に優秀な学生が多いという結果でしょう。企業は応募者の中から優秀な学生を選ぼうとするわけで。

企業のトップを見ると難関大卒が多いですね。別に大学名でトップになるわけではなく、昇進は個人の業績によるもので、難易度の高い方に優秀な人材が多いという事です。

経団連が通年採用と言い出しているように、今後どうなるかわかりませんが、今の日本の採用の仕方は、特に事務職の新卒一括採用はポテンシャル採用です。アメリカの場合、銀行はファイナンス系しか採用しないと書いているアメリカ在住の方がおられました。

配属に関しては、例えばマーケティング職に就きたいなら、マーケティングを学べる学科にすべきでしょう。

「経営学を学んだ学生を採用した方が企業にとって有益」でしょうか。メーカーのトップに工学出身者は多いですよ。本田技研の社長は必ず技術畑出身です。商社は歴代トップに工学系は割といますね。

Answer 3

大半の社員は経営者（役員）にはなれないわけなので、経営学など学んでも無駄ということです。

仮に実務で経営学が必要だとしてもＭＢＡクラスでないと使えず無意味なので、結局、中途半端だということなのでしょうね。