建築施工管理士って2級を取得しても１級の取得にはあまり関係ないという認識で良いでしょうか？

Question

建築施工管理士って2級を取得しても１級の取得にはあまり関係ないという認識で良いでしょうか？

Answer 1

いいえ。

お勤めの会社の受注形態や年齢、学歴などにより必要性も違いますし、学習方法や二次試験の現場経験記述問題の解法はほぼ流用できます。

ですので、一級合格が必要な方の場合、学歴と年齢によっては2級取得により必要実務経験年数が多少なりとも短縮が見込めたり、2級取得すれば主任技術者になれますので一級実務要件の一年以上の指導的立場の証明が簡単にできます。

学歴により2級を取得する必要性がなくても試験範囲的に1級と2級は差がありませんので学科の模試、二次試験の記述問題に慣れる意味で良い経験になりますよ。

私は1級をいきなり挑戦して二回失敗したので2級を経験記述問題対策で受験、初回合格ののち1級を再挑戦してその年に合格しました。

多くの場合、1級施工は建築や土木など関係なく二次試験が難物で、模範解答というものがないのでそこで引っかかって何回も挑戦する羽目になる方が多いです。

受験生のうち、一定数以上の方はなんらかの学習コストを会社から援助して貰っているので、皆必死になって勉強や資格スクール通いをします。

数年前までは1級、2級とも年一回しか試験がなかったので尚更でした。

ですからとりあえず2級を初回合格して、主任技術者の要件を確保。
経験記述の書き方をある程度把握した上で1級施工に挑戦、3回程度以内で合格。

を目指していた方が多かったと思います。

2級の価値が低いのは、団塊の世代の方たちの中には施工管理技士が国家資格として新設された時に取得された方が沢山いて、その時は一定期間の講習を受ければ取得できたそうです。

ですので、高齢の施工管理の方はその頃の印象で簡単に取れる資格と思われているようです。

ですからご質問のように2級は簡単に取れるから意味はないなんて言われるのです。

Answer 2

最終学歴によっては、実務経験が短縮される場合もあるぐらいですかね。

１級取得出来る状態であれば、１級から取得した方がいいでしょう。
2級から取得するのは、時間の無駄だと思います。