こんにちは。来年（2020年）実施の地方公務員試験を受ける予定の者です。資格を取るべきかどうかについての質問です。

Question

こんにちは。来年（2020年）実施の地方公務員試験を受ける予定の者です。資格を取るべきかどうかについての質問です。私は2016年3月に大学を卒業し、3年近く社会人を経験してきました。以前より教員になりたいという思いがあり、今年の教員採用試験を受験しようと思い、今年の2月末で退職しました。
しかし、退職する頃になり色々な人と話す機会があり、自分のやりたいことを真剣に考え直した結果、教員より地方公務員の方がやりたいことを実現できると感じたので、地方公務員を目指すことにしました。
勉強していない科目などもあるため、今年（2019年）の受験は厳しいと考え、来年（2020年）の試験を目指すことに決めました。

試験までの1年3ヶ月程度、仕事をしないのは経済的にも厳しいので、1年間ほど派遣社員として働きながら勉強することを考えています。

私が不安なのは、公務員試験の面接時に正社員を早く辞めたこと（試験の1年以上前に退職）について突っ込まれることです。もちろん試験の勉強に集中するためといった理由は言うことができますが、個人的には公務員の業務に役立つ資格を取るためといった理由を付け加えることができればなお良いと考えております。

そこで質問ですが、この場合資格の勉強はすべきでしょうか。理想としては通常の試験勉強に影響が出てしまったら本末転倒なので、負担がそこまで大きくなく、今年中に取れるくらいの資格が良いと考えております。
日々の勉強時間としては今年の4月から1年間派遣社員として働くので、平日は1日2時間程度、休日は8〜10時間程度勉強し、来年の4月からは仕事も辞めて毎日10時間程度勉強しようと考えております。

今回の質問はこの場合資格の勉強をすべきかどうか、もしすべきなら勉強の負担が少なく公務員の業務に役立つ資格は何かという質問です。

ちなみに目指しているのは神奈川の政令市と特別区の事務職（行政職）です。私はMARCH卒の25歳男です。

わかりにくい文章で恐れ入りますが、たくさんのご意見をお待ちしております。
よろしくお願い致します。

Answer 1

私自身の経験はあまり参考にならないので（受験時点ですでに２８歳であったのと、今から１５年以上前のことなので）、公務員全般の資格の取得についてとあと私が辞めるころまでに入ってきた後輩等についてで参考に回答します（ですので他の回答者の意見と合わせて参考にしていただければ大変ありがたいです）。
既卒者でも行政職採用の場合資格を持っている方はあまり多くありません。
持っている方で多いのは簿記２級（私の周りは３級よりも何故か２級が多かった）が数名程度いただけで後は宅建が１名、行政書士が１名いた程度です。

質問にある資格の勉強をすべきかどうか、もしすべきなら勉強の負担が少なく公務員の業務に役立つ資格は何かという質問についてですが、基本はどの資格でも一定の負担はあります。
試験科目的に一番重複が多いのは行政書士ですが、基本公務員の業務に役立つ資格ではありません（私は模試のかわりに行政書士試験を受けて合格していますが、役に立ったと思ったことは独占業務の認識についてだけです）。
公務員の業務と一概にいっても多岐にわたりますのでどの資格が役に立つかは配属された部署によるのと思います（私は公務員在職中は土木系と福祉系が殆どだったので宅建、測量士補と年金アドバイザー３級の知識は役に立ちましたがそれはかなり偶然です。測量士補については一度も資格として記載したことがないので人事も知る由もないですし、年金アドバイザー３級は土木在籍時に訳があって取得したものです）。
私の経験ではないのですが、唯一負担の割に意義があるとしたら日商簿記３級以上だと思います。
それは現在地方自治体は自治法上の決算のほかに公会計での決算の作成も義務付けられているからです。
その作成は実際に民間企業で決算作成を担当した私からみても独特の内容ですが、簿記の知識があればかなり理解しやすいと思います。しかも作成については各事業部局が横断的に関係してくるので触れる機会もあるかもしれません。
実際は２級があればいいとおもいますが、公務員試験とまったく違う勉強になるため、負担になる可能性があるので３級でもいいと思います。