簿記 合計仕訳 二重仕訳の削除 問題がわからず困っています。

Question

簿記 合計仕訳 二重仕訳の削除 問題がわからず困っています。以下の問題を、当座勘定出納帳、仕入帳、売上帳、支払手形記入帳、受取手形記入帳を特殊仕訳帳として仕訳を行ったとき、普通仕訳帳に転記したのちに二重仕訳の削除金額が2,100円になるのですが、その過程がわかりません。わかる方ご教授お願いいたします。

横浜商店では、特殊仕訳帳として、当座勘定出納帳、仕入帳、売上帳、受取手形記入帳、支払手形記入帳、補助元帳として、売掛金元帳、買掛金元帳を使用している。

同商店の１月中の取引は以下の通りである。

取引

1日
現金¥1,000を元入れして開業し、直ちに当座預金に預け入れた。開業（開始）仕訳は普通仕訳帳に行うこと。
4日
Ａ銀行より現金¥400を借り入れ、直ちに当座預金に預け入れた。
6日
商品¥600を仕入れ、代金は小切手を振り出して支払った。
7日
事務用の備品¥650を購入し、代金は小切手を振り出して支払った。
9日
商品を¥300で売上げ、代金は小切手で受け取り、直ちに当座預金に預け入れた。
11日
商品¥250を仕入れ、代金として約束手形を振り出した。
13日
Ｗ商店へ商品を¥700で売上げ、代金は掛とした。（特殊仕訳帳の相手勘定欄には人名勘定を使用すること）
14日
Ｗ商店へ売上げた商品の一部に品違いがあり、¥100が返品され、売掛金を減額した。（特殊仕訳帳の相手勘定欄には人名勘定を使用すること）
15日
Ｚ商店から商品¥400を仕入れ、代金は掛とした。（特殊仕訳帳の相手勘定欄には人名勘定を使用すること）
18日
商品を¥500で売上げ、代金として当店宛の約束手形を受け取った。
19日
Ｙ商店から商品¥300を仕入れ、代金は掛とした。（特殊仕訳帳の相手勘定欄には人名勘定を使用すること）
20日
Ｙ商店から仕入れた商品の一部に不良品があり、¥50の値引を要求し、承諾されたため、買掛金を減額した。（特殊仕訳帳の相手勘定欄には人名勘定を使用すること）
21日
Ｗ商店に対する売掛金¥600を現金で回収し、直ちに当座預金に預け入れた。（特殊仕訳帳の相手勘定欄には人名勘定を使用すること）
22日
Ｘ商店へ商品を¥650で売上げ、代金は掛とした。（特殊仕訳帳の相手勘定欄には人名勘定を使用すること）
23日
Ｙ商店に対する買掛金のうち¥200について、Ｙ商店振出、Ｂ商店受取、当店宛の為替手形の呈示があり、これを引き受けた。（特殊仕訳帳の相手勘定欄には人名勘定を使用すること）
25日
当店振出の約束手形¥250が当座預金から支払われた。
26日
Ｘ商店に対する売掛金のうち¥400について、Ｘ商店振出、Ｃ商店宛（引受済）の為替手形を受け取った。（特殊仕訳帳の相手勘定欄には人名勘定を使用すること）
28日
18日に受け取った約束手形¥500を取引銀行で割り引き、割引料¥50を差し引かれた手取金は当座預金に預け入れた。（取引の全貌を普通仕訳帳に示すこと）
29日
Ｚ商店に対する買掛金¥400を小切手を振り出して支払った。（特殊仕訳帳の相手勘定欄には人名勘定を使用すること）
30日
電話料金（通信費）¥150が当座預金から引き落とされた。
以上の取引に基づき、解答画面の各種の仕訳帳の記入を完成させ、元帳に転記しなさい。

合計仕訳ならびに二重仕訳金額削除の手続も行うこと。

Answer 1

/6（仕）（当）
仕入600/当600
/9（売）（当）
当300/売上300
/11（仕）（支）
仕入250/支手250
/18（受）（売）
受手500/売上500
/28
（普）
当450/受手500
手形売却損50/
（当）
当450/受手450

600+300+250+500+450＝2100

ということです。特殊仕訳帳の親勘定間の取引、普通仕訳帳と特殊仕訳帳に記入される取引が、二重仕訳となります。
ただし、上でもありましたが、受取手形記入帳、支払手形記入帳には、支払手形および受取手形の増加取引にみを仕訳し減少取引は仕訳しないから、受取手形または支払手形の減少取引は二重仕訳になりません。手っ取り早く、パッパッパッと二重仕訳になるものを見つけることが大事です。