解決済み
ネイリストには国家資格はないので、極端な話、お金と場所さえあればすぐにでも開業できます。 ネイルサロンは小さなスペースでもできますし、高額な改装も機材も必要ないので、ヘアサロンやレストランなどと比べたら、スペースも費用もあまり必要ありません。 だから気軽に開業できてしまうのです。 でも、今はネイルサロンがたくさんありすぎて、その中で生き残っていくのはとても大変です。大手ネイルサロンは低価格で、スピーディで高い技術を提供して、仕入れも問屋と直接契約して大量購入するため仕入れ価格は安いです。 個人では大手に太刀打ちできないので、価格以外に勝負できる強みや、きちんとした戦略が必要です。 ネイルサロンやエステサロンは1年以内に6割が閉店、3年以内に9割が閉店しているのをご存じですか? その中で生き残っていくには、スクールでネイル検定を取るだけではダメだと私は思います。ネイルスクールで教わることと、実際のサロンワークは大分違います。 ネイルサロンで数年働き、できれば店長、少なくとも副店長を経験してから独立されると、比較的スムーズではないかと思います。 技術や接客方法だけでなく、さまざまなトラブルに対処するスキル、仕入れや在庫管理、いかにお客様を飽きさせないようにするか、スタッフの育成や管理など、店長を経験することで、独立後に役に立つことが身につくと思います。 また、経営や広報についても勉強する必要があると思います。
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