解決済み
FCLでは船社・航路によって危険品の積める具合は変わってくると思います。 ブッキングの際に積載可能かどうかを都度船社に確認してください。 FCLでも当然危険品の事前連絡は必要ですが、これは乙仲さんに依頼するのが普通です。 ブッキングを貴社で行うのであれば当然本船も指定されてますよね。 乙仲さんにブッキングを依頼する場合も有ります。 貴社の乙仲さんへの依頼の内容によって変わってきます。
危険品混載(LCL)というのはあまりないんです。 ゼロではありませんが、複数の荷主が色々な危険品を搭載して しまうと、例えばAという薬品とBという薬品が混ざると発火するような ものでれば、大変危険な事になります。 また、仮にAという荷主はきちんと危険品梱包をしていても Bという荷主がいい加減だとしたら、Bの荷物が漏れてAの荷物が 汚染されてしまうことなどもあるので、基本、危険品混載を受ける 乙仲はそう多くはありません。さらに言うと、それを受ける船会社も かなり限定されてしまいます。 ですが、もし、Aという荷主が自身でコンテナを借り切り、同じ種類の 危険品だけを輸送する場合は上記のリスクが減りますので、引き受けが 出来る乙仲も船会社もかなりの数が増えます。 ただ、危険品の種類によっては引き受けが出来ない航路や国なども あるので、いずれにしても事前に乙仲に確認をする必要があります。 例えば、本当に極端な例ですが、4,5年前に中国で立て続けに 化学品工場とコンテナ装置場で大爆発が起きた事件はご存知ないですか? その時は当面の間、いかなる危険品であっても中国への輸入が禁止された 事がありますが、そのような場合で、時期的な物で許可が降りない時も あります(中国などサミットやオリンピックなどの競技の時は大抵駄目)。 他にもイランやイスラエル、一部中東など、政治状況が悪化すると 一時的に受託が出来なくなったり、今までOKだった物が、特定の 赤紙などが必要となってくる・・・などの規制が突然出てくることが ありますので、都度確認していくしかありません。 S/I上の船名指定は本当はS/Iを出す荷主の責任ですが、 そもそも危険品が搭載できる船かどうかは荷主側では分かりませんので、 そこは空白にし、乙仲と何時のタイミングのどの船であれば、 積載が可能かを確認していくしかないです。 例えば、意外と緩いのはOOCLやYANGMING、HASCO、 COSCOなどで、やっぱりMAERSKやK-LINE,NYK,MOL(今はONEですが) などは規制に対して厳しいですね。
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