特殊建築物定期調査・建築設備定期検査を無資格者が行うと違法になるのでしょうか？

Question

特殊建築物定期調査・建築設備定期検査を無資格者が行うと違法になるのでしょうか？例えば、一級建築士事務所から調査、検査を請負った無資格者のみが現場で調査、検査をし、報告書を作成する。報告書の調査者の名前は請負先の一級建築士事務所とする。
このような場合、違法になるのでしょうか？
信頼できる一級建築士事務所に依頼をしたにもかかわらず、少しだけ知識のある無資格者が調査、検査するというのは、建物所有者にとって、とても不安です。
もし、違法である（問題がある）場合、どのように対処したらいいでしょうか。

Answer 1

＞例えば、一級建築士事務所から調査、検査を請負った無資格者のみが現場で調査、検査をし、報告書を作成する。報告書の調査者の名前は請負先の一級建築士事務所とする。

定期検査って、換気の風量測定とか状況の目視調査ですよね。
風量測定は風量計がやりますし、目視といっても、非常照明がつくかどうかとかじゃないですか？そのチェック自体はだれがやってもできますし、電気がつくかどうか、換気設備が適正な運転かどうかなんて、一級建築士といわず素人でもできます。
一級建築士じゃないといけない部分は、どこの何を調査するかということと、異常があったときの検討の話なので、現場に絶対いなきゃいけないというわけではないです。極論ですが、自分が定期調査にいっても一級建築士として一から十までやりませんから。

＞建物所有者

そもそも建物所有者に検査と調査の指示が役所からくるわけなので、建物所有者は検査と調査の内容は把握すべきだと思います。検査なら、全然大した内容ではないことが多く、調査は一級建築士がその場にいたほうがいい内容が多いです。