私は司法書士事務所が数カ月と別の法務経験が少しありましたが、知人は数カ月だけの者も多いですね。 なお、その修行先事務所で作った人脈はおよそ独立後の事務所には引き継げません。 と言うのも、修行先事務所と多少離れた地で開業すべきですし、お世話になった修行先の客を奪うと言うのは人の礼儀として言語道断だと考えます。
結論から言わせていただきます。実務経験を最低5年以上積んで(できれば10年以上)からでも遅くはないです。実務経験優先ですね。 話は、少々それますが、資格には、大きく分けて2タイプに分けられると思います。 ①組織に属してその中で雇われてやっていくのに向いている資格 ②組織に属してもいいが、一国一城の主として独立してやっていくことに向いている資格 ②に属する資格が「士業」ビジネス(=通称サムライビジネス)と言われているものです。資格の肩書に「○○士」とつくのが一つの例です。 司法書士もこの士業ビジネスになります。 (同じ読み方は「しぎょう」でも「師業」はちょっと違いますね。どちらかというと「先生」業的な感じですね。医師、教師、薬剤師、調理師etc...) さて、話を質問の内容に戻します。司法書士もそうですが独立開業して事業としてやっていく為の資格はあっても、試験やテキストで資格を取る為のノウハウは教えてくれますが、開業から事業としてやっていく運営方法は教えてくれません。 ましてや顧客の獲得方法や役所との付き合い方等は、実務を通じて「経験する」しかありません。 また、どんな書類を用意すればいいかは、ある程度推定できても、実際に書いたことがなければ、一発でその書類が通るとは限らないし、お金を頂いているにもかかわらず、満足に適切な書類もアドバイスも用意できないとなると顧客が付きませんよね。 実務経験を積み(どこぞの司法書士法人等に所属して)以下を自分のノウハウ経験の肥やしにすることです。 ①実務作業の一連の流れと対応方法 ②人脈作り 同僚、先輩、所属先の雇用主等将来的に開業に中って援助やアドバイスをしてくれる人作りをする。 ③顧客の開拓方法、法人であれば独立した後、自分に顧客を紹介してくれそうな取引先作りをする。 ④開業資金作りをする。開業先(場所)などを模索する時間づくり 以上のことから、実務優先で期限や目標を決めて開業を目指せばよいと思います。 例え、自分の親が司法書士事務所をやっていたとしても、他人の所で違うやり方を勉強する、違う人脈を作り将来跡を継いだ時のプラス材料にした方が賢いと思います。
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