映像翻訳と出版翻訳の兼業(？) 閲覧ありがとうございます。 翻訳業に興味のある高校二年女子です。 翻訳業に…

Question

映像翻訳と出版翻訳の兼業(？)

閲覧ありがとうございます。
翻訳業に興味のある高校二年女子です。

翻訳業には産業翻訳(実務翻訳)、出版翻訳、映像翻訳の三分野があることは知っていますが、この三分野のうち二分野、もしくは三分野全てを兼業している翻訳者の方はいらっしゃるのでしょうか？
特に出版翻訳、映像翻訳を兼業している方はいらっしゃいますか？
調べてみたところ、出版翻訳をやりたい方が初めのうちは産業翻訳を兼業する、といったことはあるようですが、出版翻訳と映像翻訳ははっきり棲み分けがされているように感じます。
私は特に出版翻訳、映像翻訳に興味があるので気になりました。
ご存知の方がいらっしゃいましたら、回答よろしくお願い致します。

Answer 1

出版翻訳目指しつつ産業翻訳やってます。

書籍翻訳では原文をきっちり漏れなく（一字一句対応するという意味ではなく）訳していくもので、意訳はあるにしても基本的に全文訳しますが、映像ではもっと大胆に刈り込んだ訳にならざるをえません。字数や秒数の制限があるので。

なので勘所がかなり違うと感じます。

書籍翻訳はワードかテキストファイルにベタ打ちするところを、映像は専用のソフトを使うとかも、勝手が違うので両方を追求するのは効率が悪いというか。

なんというか、弁護士と司法書士、両方勉強しなきゃ、みたいになって大変です。

仕事のスタイルというか、受注から作業、納品までの流れもかなり違うみたいで、もし才能があって両方できるようになったとしても、途切れなく継続していくのが難しいのかな、と思います。

翻訳学校で体験レッスンや説明会をしているところがあるので、出版・映像それぞれ体験してみたり、講師の先生やスタッフさんに相談すると良いかもしれません。

Answer 2

正直に言えば、何を質問しているのかよく分からないです。

＞もしくは三分野全てを兼業している翻訳者の方は
＞いらっしゃるのでしょうか？

この質問で「いるよ」「いないよ」と言われて
何が分かるのでしょう。
それぞれのジャンルの違いなどを聞いているのであれば
分かりますし、「私は兼業したいのですが可能でしょうか？」
なら分かるのですが。

＞産業翻訳(実務翻訳)

テクニカルライター的な仕事ですね。
外国製の電化製品の説明書などの翻訳ですね。
マイクロソフト・ウィンドウズの使い方マニュアルとか。
基本的に、翻訳者の名前が前に出ることはなく
テクノロジー・製品知識がある人であれば
誰が訳しても良い、
ハードルが万人に開かれている仕事です。

＞出版翻訳

外国の書籍を出している出版社に行って
日本国内での出版権・翻訳権を買って
日本で翻訳して出版する仕事ですね。
出版不況ですので本を出版して黒字を出すこと自体が
難しいので、実際には、
ハリウッドで映画化予定の原作小説を買い取るか
日本でも人気のハリウッド俳優・ミュージシャンの
タレント本・自伝を翻訳するか。

もしくはアメリカの小説で売れそうな物を
翻訳するか。
小説の翻訳などで訳者の名前も前に出る場合
翻訳者の知名度・販売能力も重視されます。

＞映像翻訳

映画の字幕翻訳の事でしょうか。
噂によると日本で現役で字幕翻訳で食えているのは
3名しかいないとか。
「映画翻訳家協会」をみても翻訳家が20名しかいない。
狭い市場ですよね。

＞もしくは三分野全てを兼業している翻訳者の方は
＞いらっしゃるのでしょうか？

兼業の人はいるのではないでしょうか。
字幕翻訳は、ハリウッドの監督にコネがないと
新規参入は難しいです。
アメリカ映画界にコネがあって、字幕翻訳している人は
監督や俳優のタレント本の翻訳家も
兼ねるのではないでしょうか。

少なくとも、仲の良いハリウッド関係者が
日本に来て試写会あいさつや雑誌インタビューを
するときには通訳として横に居るので、
雑誌インタビュー記事の翻訳をしている
＝出版翻訳もしている、と言えるのでは。