うなぎに関わる商売というのは個人経営で、ということでしょうか? 以下は個人経営ということを仮定して回答します。 1.蒲焼を売る仕事の場合 確かに単価は高いですが、イオンなどの企業が安く大量に販売してしているので安定した売り上げが見込めないかもしれません。 さらに最近はシラスウナギの価格が高騰しているため、利益を出すには少々厳しい状況だと思います。 実際、こういった理由で老舗のうなぎ屋さんが次々と閉店しています。 2.ウナギを育てる仕事の場合 ウナギは夏にグアム沖の外洋で生まれて、冬に日本の河口にやってきます。 そのため年中仕入れができる訳ではありません。 さらに、ウナギの需要は土用丑の日に集中しますが、その他の期間の需要は低迷しています。 3.ウナギを採る仕事の場合 この仕事はウナギの資源変動の影響を最も受ける仕事だと思います。 ウナギの資源量は約30年前と比べると5〜10%程度にまで減少しています。 さらに、海洋環境や気候条件によって漁獲量が大きく変わります。 また、日本では禁漁期間が設けられており、この期間は操業することができません。 このような理由からウナギに関わる仕事は資源の減少以降、かなり厳しい状況であると思います。 資源回復も見込みも未だないことから将来性についても厳しいのではないでしょうか? 以上、ウナギ業界の個人経営に関する現状をご説明しました。 しかし企業で働く場合であれば、多少可能性があるかもしれません。 スーパーやデパートで鮮魚コーナーを構える「〇〇水産」といった所謂魚屋さんが比較的安定してウナギの販売をしています。 また、大きな水産会社ではウナギの養殖・加工・流通・販売を一貫して行う企業もあります。 こういった企業でウナギに関わるという選択肢もあるかもしれませんね。
1人が参考になると回答しました
< 質問に関する求人 >
求人の検索結果を見る
< 平日勤務で週末はリフレッシュしたい人におすすめ >
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
求人の検索結果を見る