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公認会計士と税理士の年収では公認会計士の方が200万程優っています、しかし私の周りやネットでも税理士の方が公認会計士より…

公認会計士と税理士の年収では公認会計士の方が200万程優っています、しかし私の周りやネットでも税理士の方が公認会計士より難しいとの意見が多いです、公認会計士よりも難易度が高く、年収も前者に負ける、かつ公認会計士になれば税理士も資格も付いてくる(税の方の勉強要)、税理士の存在価値はなんですか?全てにおいて公認会計士に劣っていると思うのですが(受け方や科目やら私の知らない要素があると思います…)皆さんはどうお考えですか?この時代に公認会計士を取らずにわざわさ税理士の資格を取る意味メリットを教えていただきたいです。

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回答(6件)

  • ベストアンサー

    こんにちは。私は公認会計士で、監査法人勤務+税理士法人勤務の両経験をした者です。 この時代に公認会計士を取らずにわざわさ税理士の資格を取る意味メリットは、税理士業務のみに興味がある方が資格取得の不確実性を回避することができる点にあります。 実際の例として、大学卒業後民間企業に就職したが、その後手に職をつけたいと思う方が多くいらっしゃいます。その場合に、無職の期間を持ちたくない、また、高齢のために監査法人に就職できる可能性が高くない、あるいは監査業務に関心がない方は、税理士試験を目指す傾向が強いです。 税理士試験は原則5科目の合格が求められますが、大学院を修了するとそのうちの2科目が免除されることもあるので、公認会計士試験にくらべると不確実性が低い試験です。 捕捉として、公認会計士と税理士の違いなどについて私の経験談を記載します。 ・公認会計士と税理士の年収では公認会計士の方が200万程優っています →公認会計士試験の合格者の8割から9割近くが大手監査法人に就職します。その一方、税理士試験合格者の方は、大規模な税理士事務所に勤める方のほかに、中小の税理士事務所へ勤める方が多くみられます。 得られる給与の金額に違いがあり、大手の監査法人は就職後6年から9年程度(公認会計士試験に合格してから)で多くの方が年収1,000万に到達することが可能ですが、大手の税理士法人以外(Big4以外)であると、一部の方のみ800万程度に達する程度で、給与水準に違いがあるためです。 なお、日本公認会計士協会によると、監査法人以外に勤務する公認会計士でも平均給与が950万程度(平均年齢40代前半だったような記憶があります)あり、また、監査法人のマネージャー・シニアマネージャークラス(勤続10年以上、年齢は30代から40代前半が多い)であれば900万から1,300万程度もらえます。 税理士法人では監査法人と同水準の給与の支給は難しいと認識しています。その理由は顧客の単価に違いがあるためです。税理士業務の相場が低いことに原因があります。 しかし、税理士のほうが独立開業しやすいし、独立すれば収入はその人の腕次第です。独立という観点からは税理士のほうがやりやすいと思います。 ・しかし私の周りやネットでも税理士の方が公認会計士より難しいとの意見が多いです、 →もし、大学生や無職の方のように一日中受験勉強ができる環境にあれば、公認会計士試験に合格するほうが容易かもしれません。私は昔の公認会計士試験の合格者なので現在の状況はしっかり把握できていませんが、受験勉強に専念できれば、1年から4年程度で合格できる可能性は低くないと思います(その後終了考査という試験もあり、これにも合格する必要があります)。 しかし、この試験は向き不向きがある(簿記のセンス・受験勉強のセンス、家庭の環境など)にも左右されるため、優秀な大学出身者でもなかなか合格できなかったり、あるいは、最終学歴が高校卒業の方でも早期に合格している方もいらっしゃいます。 この試験は不確実性が高いので、これを嫌って税理士試験を目指す方は多くいらっしゃいます。また、勉強期間の生活費や専門学校代を確保しておく必要があります。 ・公認会計士よりも難易度が高く、年収も前者に負ける、かつ公認会計士になれば税理士も資格も付いてくる(税の方の勉強要)、税理士の存在価値はなんですか? →昔は、税理士試験がそれほど難しくはなく、かつ、公認会計士試験もより難易度が高いといわれていたため、税務業務をするために資格を取得したい方は迷うことなく税理士試験を受験していたと記憶しています。 しかし現在では、税理士試験に合格するための期間が長くなるとともに、公認会計士試験の制度が改革され受験しやすくなったことから、両者の試験の差がなくなってきているのかもしれません。 税理士試験に価値があるのかという疑問が生じるのは理解ができますので、将来試験制度が変更となる可能性もあるかと思います。ちなみに、税務業務に税理士資格を必須のものとして求めている国は日本のほか数か国しかない状況で、海外では会計士が税務業務をおこなっています。 しかしながら、税務業務は税務申告をしなければならない以上必須の業務であり、これをささえる仕事は引き続き必要です。そのため、税理士試験に価値がないとは言えず、資格の有無にかかわらず税務業務に関するスキルを高めることには意義があると思います。特に日本の税制は複雑ですので、中途半端な勉強や実務経験では対応できません。このスキルを担保する資格として税理士資格は有意義なものではないでしょうか。

    なるほど:1

    知恵袋ユーザーさん

  • 開業税理士です。 結論からいうと、「資格の取得要件」と「専門家の実務能力」は別物です。 この手の質問が多いので正直うんざりします。 例えば、税理士資格を持っていると行政書士の資格も取得出来ますが、取得しようとも思わないし、危なくて行政書士の仕事に手を出したくありません。 行政書士の知識が無いからです。 弁護士も税理士資格取れますがほとんど税務はやりません。 それぞれの専門分野で一人前になるのに年数がかかるからです。 サムライ業の現場では、それぞれの専門家に敬意を払い合っています。 仕事上の付き合いで行政書士、社会保険労務士、司法書士、弁護士と付き合いがありますが、一番詳しい専門家に質問して助けてもらってます。(実は独立してるサムライ業グループの現場では公認会計士はいません。公認会計士はぶっちゃけサラリーマン資格でサムライ業の仲間では無いのです。) どちらの資格の方が難易度が高いか低いかなんて比較のしようがない無毛な議論をしているのは、現場で仕事をしていない受験生とか暇人だけです。 あなたはどの分野の専門家になりたいんですか? それが答えです。

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    なるほど:5

  • 会計士と税理士は同じ会計系の資格ではあるのですが、会計士の方が合格率が低くレベルが高い、税理士の方が科目合格制のため合格するのに時間がかかる、という違いがあります。 イメージですが、8000m級の山に1回登るのが会計士、5000m級の山に5回登るのが税理士という感じかと思います。 もう少しイメージしやすく言うと、滑り止めの大学に5校受かるのと、本命の大学に1校受かるのとの違いということでしょうか。 (ただし、この場合の滑り止めもそこそこ難しいとして。) そう考えると、わざわざ税理士の資格を取るメリットも何となくわかると思います。 資格の勉強は、これまでの高校受験、大学受験の勉強のように、自分の実力を測りながら適した目標を定めるものと違い、受かるか受からないか、○か×かのものですので、そのあたり自分の能力も見据えてシビアに考えなければならないかもしれません。

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    なるほど:1

  • この時代にわざわざ税理士を取得した者です。 公認会計士と税理士の違いをご存知でしょうか? そもそも仕事内容は全く異なります。 資格自体の優劣は税理士が【劣】でも良いですが、 仕事内容が違うためそれぞれの資格があるという事は 理解して下さい。 確かに公認会計士を取得すれば税理士登録が可能です。 しかし、公認会計士という立場ではなく、 【公認会計士の税理士】と【資格試験を合格した税理士】では 当然、後者の方が【優】です。 公認会計士試験の税務の範囲は税理士試験でいえば基礎中の基礎のみです。 (会計学は逆なんだと思います) 資格上のメリットは仰るとおりスタート段階での税務知識ぐらいで 後は無いのかもしれません。 また、働きながらではかなり難解な公認会計士に対して 継続的に受験ができる税理士のほうがはたから見れば簡単なのかも しれませんので否定はできません。

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