結局は、ご自身が納得できる選択を出来たかどうかです。綺麗事では済まないのが人生ですが、それでも職業選択は個人にとってとても大切なことですから。 ①資格の取りやすさ すでにご存じだと思いますが、臨床心理士は指定大学院修了者に、公認心理師も概ね似たような条件で受験資格が与えられます。一方、教員免許状は課程を修めれば卒業と同時に取得できます。2年ほど早く免許を得られるため、教員免許状の方が気持ちは楽かもしれません。 ②需要や待遇等々 平均的に見れば、教職の方が待遇はいいでしょうね。教採に受かった教員は公務員ですし、私立も準公務員扱いですから安定します(私立は経営破綻すると終わりますが)。ただ、過労の問題が取り上げられているように仕事量は半端じゃありません。また、教員免許状取得者=学校教諭ではなく、民間で就職される方も少なくありませんが、教育領域なら間違いなく”最強”です。とはいえ、民間の待遇は企業に寄りけりです。それからあまり認知されていませんが、万年臨採 or 非常勤職員なんて立場の教員も少なからずいます。 心理職も同様に、公務員として採用されれば待遇は安定します。採用人数がかなり少ないので倍率も高く、非常に狭き門なのも特徴です。民間の求人も数はそれなりですが、非常勤も多いです。それでも掛け持ちすればそれなりの生活は送れますし、食えないというほどではないですよ。ただ非常勤の不安は付きまとうので、そこはよく考えてください。公認心理師という国家資格ができたことで少しは改善されると信じたいですが、どうなるかはわかりません。すでに医療、障害福祉サービス分野で加算要件に公認心理師が加わる事が決定していますが、逆に言えば医療分野、障害福祉サービス分野しか具体的な恩恵がないとも言えます。
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