簿記1級の難しさは、簿記2級から比べると桁違いで、ある種の数学的なひらめきがないとできないと

Question

簿記1級の難しさは、簿記2級から比べると桁違いで、ある種の数学的なひらめきがないとできないと公認会計士を独学で取った方の本に書いてありましたが、具体的に、2級と比べてどういうところが難しいのでしょうか？

簿記3級と2級を市販のテキストで数年前に勉強しました。簿記検定はまだ受けていませんが、
仕訳や工業簿記がとても面白く、計算自体が好きなので、どうせ取るなら1級まで勉強してみたいと思いました。
ただ、数学的なひらめきが出来るかと言われると、その辺は自信がありません。

現在、進行ガンで闘病中ですが、1級を取得するまで時間がかかる場合は、取る前に自分の寿命が尽きる可能性が高い為、簿記1級ほど学習時間がかからない、英検やTOEIC等の他の分野の勉強をしようか、
それとも、途中で死期が訪れて資格取得までたどり着けなくても、好きな分野である簿記1級を目指して、基礎固めの為に再び3級から学習し直すか迷っています。

よろしくお願いいたします。

Answer 1

日商２級までは「ちゃんと勉強すれば」
誰でも合格できると思います。
日商１級からは、確かに
何か「ひらめき」みたいものが必要かもしれません。
なので取得まで個人差が大きいかもしれません。
ただこの「ひらめき」みたいなものは
修練すればある程度までは会得する事が出来ると思います。
いかに早くその人に適した勉強方法に辿り着けるかどうか
でしょうか。
まぁお金さえあれば
学校に通い続けたら良いだけの話なのですが。

その「ひらめき」が必要なところは
本試験では毎回、４科目の内、１、２科目、
とても難しい問題があるのです。
どの科目かは毎回ランダムです。
その難しい問題で、
いかに足切り点、以上を取るか、
そこで、ひらめく事ができるかどうか、
日商１級は１科目でも足切り点以下だと
その時点で不合格ですから。
そのへんが日商２級までとは違うところだと思います。

あと、数学的なひらめき、とありますが、
ひらめき、の部分は正しいと思いますが、
数学はほぼ必要ないです。
一部、連立方程式の知識が居る程度です。
私は学生時代、相当な落ちこぼれでしたが、
書店で少しその方程式のところを立ち読みし
それでなんとかなりました。
じゃあ、どんなひらめき？と聞かれると
説明が難しいのですが、
それが人によっては数学「的」と
表現するのかもしれませんね。
とりあえず高度な数学知識は必要ないです。

私が勉強していた頃は、ひと昔前なので
古い情報で申し訳ないですが、
たぶん今も同じでしょう。

とりあえず日商２級まで
目指されてはどうでしょうか。
日商２級までであれば
それほど病にも影響ないと思います。

寿命が尽きるまで、とあり
なんだか深刻なご様子ですが、
最後にやる事が勉強で良いのですか？
私自身も現在、税理士・簿記論科目の勉強中ですが、
余命云々と言われたら、たぶん断念すると思います。
長らく簿記の勉強をしてきて
本当に崇高な学問だな、と思う時もあります。
複式簿記、特殊仕訳帳、etc...
昔の人は、よくこんな事を思い付いたなって。
まぁだけど、自分なら最後にやりたい事は
別の事にすると思います。
あなたの高尚な精神にリスペクト！

Answer 2

http://www.mezase-bokizeirishi.jp/bible/bible4.html
上URLの後半のような事を書かれてるのではなかろうかと想像します。

原価計算の科目で、こういう要素もなくはないですが、
個人的には必須ではないという気はします。
（ちなみに、上の三角形の問題は、私はひらめきませんでした。）

そもそも、ひらめき、という事自体、無から生まれるものではないと思います。
隠されていた繋がりに気付く、とか、同じ意味だけど別の表現に変換できることに気付く、とかいう感覚じゃないでしょうか。
なので元になる知識が多い方が確率的に気付きやすくなるはずでして、練習量を増やしていくと気付きやすくなってくるものだと思います。

数学は中学レベルは必要ですが、高校レベルは不要です。

Answer 3

進行ガンを忘れられる簿記1級？
１級取得時の達成感が、進行ガンを食い止めるかもしれません。
聖書とか、神学書、仏教経典とか思うのは筋違いなんですかね。