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4日間で全商簿記2級覚えることは不可能ですかね?

4日間で全商簿記2級覚えることは不可能ですかね?1.仕分け(9割出来る) 2.出納帳(9割出来る) 3.本店支店計算(意味不明) 4.損益 貸借対照表(意味不明) 仕分けは出納帳は何とかできますが計算と損益はやり方すら分かりません。 4日間じゃ間に合いませんかね? 明日から放課後1時間半 検定補習で夜8時くらいまでなら居残り補習も学校で出来ます。

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知恵袋ユーザーさん

回答(3件)

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    全商簿記2級は3番を落としても、 仕訳と4番の損益計算書・貸借対照表ができるかがまずは重要です。 正直、4番は仕訳の次に簡単です。 パターンも決まっていますし、付記事項と決算整理事項のパターンもある程度決まっています。 仕訳と2番はできていると言う事なので、 ここでは4番を中心に解説していきます。 【全商簿記2級 第83回:大門4】 この問題は定番問題で、損益計算書と貸借対照表を作成させる問題です。 付記事項・決算整理事項ともに標準レベルの問題です。 解き方としては、付記事項と決算整理事項の仕訳を書き、 元帳勘定残高(期首に該当)の金額をもとに、期中取引でどういった処理がされているのか?を計算しつつ、財務諸表に勘定科目と金額を記載していきます。 どういった勘定科目が資産・負債・純資産に該当するかも理解しておきましょう。 ★付記事項★ ①商品の注文を受けて【内金】200,000を受け取っていて、 売掛金の回収額として処理したので、これを修正する。 ■売掛金 200,000 / 前受金 200,000 売掛金の回収と言う事なので、売掛金が減ります。 事前にお金を受け取っていたのですが、それがなくなってしまったので【前受金】自体がなくなるということです。 ただ、今回は上記の説明を修正すると言う事なので、 逆仕訳になります。 ★決算整理事項★ a.期末商品棚卸高 1,630,000 ■仕入 1,870,000 / 繰越商品 1,870,000 繰越商品 1,630,000 / 繰越商品 1,630,000 この形は定番です。 元帳勘定残高から【繰越商品 1,870,000】がありますね。 これが期首の時点での金額です。 決算時点では、1,630,000分だけ減っていると言う事です。 【しーくりくりしー】で覚えてください。 b.貸倒見積高 ⇒受取手形と売掛金の期末残高・それぞれ2%を見積もり、貸倒引当金を設定する。(差額補充法) この問題も難しくはないですが、 財務諸表に記載する際が少し戸惑うかもしれません。 仕訳自体は簡単なので、絶対に理解してください。 受取手形・売掛金それぞれの貸倒引当金から求めましょう。 ●受取手形:1,800,000×2%=36,000 ▲売掛金:(2,300,000+200,000)×2%=50,000 ※売掛金の処理は注意してください。 付記事項にて、売掛金が増加しています。 元帳の金額と足して、貸倒引当金を求めていきます。 最後に、差額補充法では元帳の貸倒引当金の金額と、 今回二つの貸倒引当金を出した金額の差額分を補充します。 つまり、ここで【貸倒引当金繰入】という物が出てきます。 二つの貸倒引当金を足し、元帳の貸倒引当金を引けば答えが出ます。 ■貸倒引当金繰入 79,000 / 貸倒引当金 79,000 c.備品(減価償却) ⇒定率法・償却率25% 試験では、定額法と定率法の両方ができるように。 定率法:(取得原価-減価償却累計額)×償却率 ※基本は備品のみに適用されます。 建物は定額法が一般です。 上記の式に当てはめればできるので、特に難しくありません。 元帳の備品と備品減価償却累計額を引っ張ってきましょう。 (1,200,000-300,000)×25%=225,000 ■減価償却費 225,000 / 備品減価償却累計額 225,000 上記仕訳は【間接法】の書き方です。 全商簿記では、直接法はほとんど出題されないのですが、 仮に日商簿記を受験される場合は、この違いも覚えておいてください。 ※直接法で書けと記載がない場合は、間接法である上記仕訳で問題ありません。 d.有価証券 売買を目的とし、時価で評価する。 帳簿価額と時価の差を求める必要があります。 今回は【帳簿】の方が大きいので、損失が発生しますね。 1株60,000を24株保有しているので、それをかけます。 時価の方も同様です。 ※ちなみに、この帳簿価額は【元帳の金額】と一致します。 帳簿価額 1,440,000-時価 1,368,000=72,000 ■有価証券評価損 72,000 / 有価証券 72,000 時価の方が少ないので、【有価証券評価損】という勘定科目が発生します。 相手勘定は有価証券です。 ※仮に、時価の方が大きければ【有価証券評価益】です。 e.消耗品未使用 34,000 消耗すべき商品を使っていないという事です。 つまり、【消耗品】の増加です。 相手勘定はその費用に対するので、【消耗品費】です。 ■消耗品 34,000 / 消耗品 34,000 f.保険料前払 ⇒保険料のうち168,000は本年3月1日から1年分を支払った。 前払高を次期に繰り延べ。 この問題で重要なのは、冒頭にあった(決算年1回 12月31日)です。 3月1日~1年分の保険料を支払いました。 今回聞いてるのは、前払分を次期に繰り延べよう。 ⇒決算である12月31日以降の分を前払計上しないといけないということです。 3月~12月までが10ヶ月分です。 それ以降の1と2月の2ヶ月分が前払保険料と言うわけです。 計算方法としては、保険料の168,000を2でかけて12で割れば求められます。 ■前払保険料 28,000 / 保険料 28,000 g.利息未払 5,000 特に難しくありません。 利息の5,000をまだ支払っていないので、支払利息と未払利息を計上します。 ■支払利息 5,000 / 未払利息 5,000 これで付記事項と決算整理事項の計算は終わりました。 あとは、元帳の金額と付記事項・決算整理事項で発生した勘定科目や金額を書けばいいだけです。反復練習が必要です。 文字数の関係で、損益計算書と貸借対照表の求め方については省略します。 後日、わからない事がありましたら遠慮なく質問してください。 その際に回答します。 他の過去問の一部わかりにくい付記事項・決算整理事項の解説もしておきます。 ★第82回:大門4 付記事項 備品Bを消耗品費で処理していたから、これを修正する。 修正前:消耗品費 / 備品 修正前はこうしていたけど、修正したから逆仕訳になります。 ■備品 / 消耗品費 ※仮に、この仕訳を出せなくても貸借対照表に既に【備品 1,800,000】と記載されています。ということは、備品が増えたのは一目でわかりますので、 ここから仕訳を出す事もできます。 備品減価償却:定額法 ⇒出てきましたね。前回は定率法で計算しましたが、 今回は定額法による問題です。 建物でも使えますので、是非とも理解してください。 定額法:(取得原価-残存価額)÷耐用年数 基本的な公式はこうなります。 備品A:1,500,000÷10=150,000(残存価額はないので省略) 備品B:300,000÷5=60,000(同上) 付記事項の備品B300,000がこの金額になるので、足す必要はありません。 ★第80回:大門4 利息未収:14,000 ⇒利息未払の逆だと思ってもらえれば大丈夫です。 未収と言う事なので、いずれは受け取る金額の事です。 ■未収利息 14,000 / 受取利息 14,000 ※なお、第80回では総勘定元帳の損益勘定と貸借対照表に関する問題です。 損益計算書と同じ感じですが、資本金が発生する事に注意してください。 過去問を中心にやっていくのがベストだと思われます。 一部初見問題も出題される事もありますが、 解けない場合は捨ててください。 できる所を中心に、 時間が余ったら捨て問に取り掛かってください。 頑張ってください。

  • 仕分けできるなら損益、貸借もやり方覚えれば合格できる。つまり、4日もあれば、損益と貸借の仕組みがわかる。最悪、3番捨てても受かる。

  • とりあえずやれるだけやってみましょう!!

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