証券会社に就職する際の、保証人についての質問です。 親族の者（事務職で中途採用）に保証人を頼まれましたが、

Question

証券会社に就職する際の、保証人についての質問です。
親族の者（事務職で中途採用）に保証人を頼まれましたが、「本人の故意または過失で会社に未決済金を生じさせた場合に は、損失を保証します」、という旨の書類に印鑑をつくのに、正直、抵抗を感じています。
勤務先や資産額も記入し、印鑑証明書も必要なのですね。
何かあって保証人が補償する、というケースはあるのでしょうか。
あまり聞いたことはありませんが、こういったことは初めてで知識もないので、証券会社関係者の方など、是非実状を教えてください。

Answer 1

これは、金融会社独特の保証人なんでしょうね。

一般の会社でも、入社にあたり身元保証人を立ててもらうのはよくあることで、その内容にも「会社に損失を与えた場合の補償義務」は書いてありますが、基本的にそれは建前。あくまで人物保証はするけれど、金銭的債務を保証人に請求するような事態には、なかなか至りません。

その点、金融関係では、金銭的な欠損はあってはならないことであり、一般の企業に比べて保証人の責任も重いと考えられます。

その保証人が、連帯保証人となっているならば、引き受けるかどうかを慎重に検討したほうがよいでしょうね。
そのご親族は、入社にあたり、ミスあるいは故意により、会社に欠損が生じた場合、どこまで自分の責任として賠償義務があるのかを聞いておいたほうが良いでしょう。
保証人になると、貴方にも同じ義務が課せられるものとして、ご親族を信頼できるかどうか、ということですね