解決済み
公認会計士と税理士どちらを目指すのが良いですか?現在26歳。明日から某芸能事務所で経理の仕事に就きます。 将来的には、企業の経理で年収600万円くらいを目指したいのですが、これから勉強するなら税理士と会計士、どちらがよいでしょうか?高卒なので税理士を受験するには、日商簿記1級から勉強しなくてはならないですよね。2級は持っています。 また、英語も勉強してできれば外資系にいけたらと思っています。
実は、経理職というかオフィスワーク自体まったくの未経験なんです。なので、今回の転職も経理専門の派遣会社で探してもらいました。 まったくのゼロスタートです。ですので、人よりずっと遅れていると思っています。その分を資格があれば追いつけるのでは…と考えています。
2,605閲覧
個人的には、税理士を目指すべきかと。 経理処理には税法が大きくかかわってきます。税法がこうだから仕訳がこうなる、というのは意外と多いんです。中には法人税法や基本通達を知らないで処理すると後で税務署から指摘されて重加算税をとられたりするものもあります。それぐらい税法知識は重要です。また、企業側からしてみれば節税できる人間のほうが魅力的に見えるはずです。外注に出さなくても自分で申告書が書けるというのもアピールポイントになります。こういう学習をするのは税理士ですから、税理士をお薦めします。 一方、公認会計士ですが、ご存知の通り会計士と税理士の大きな違いは独占業務の違いです。会計士は監査、税理士は税務ですね。企業の経理として仕事をするならこのうちのどちらが必要かを考えたら、私の経験上、前述の通り税理士の税法知識が必要になります。それに監査が必須となる大企業なら話は別ですが、中小企業ならまず監査知識は必要ないでしょうね。たしかに資格としてのネームバリューは税理士よりは会計士のほうが上ですし、合格すれば税理士にもなれますからこっちのほうがいいという意見もあります。ですから、会計士受験を否定する気はありませんが、勤めながらの受験はすごく厳しいと思いますので、そういう意味でも科目合格制度のある税理士がいいのではないかと思います。 一応、独立せず企業の経理で食っていくなら、という前提です。独立を目指すならまた別の話になっちゃいますからね。 外資系の経理は、英語力については、会計専門用語が英語で理解できればいいという話も聞きますが、実際はレポートや監査レビューを親会社に提出するのもあるのでそれなりの実力がないと厳しいかも。資格については将来的に各国の会計基準は国際会計基準に統一される(日本もそういう流れです)でしょうから、それを見据えて国際会計基準が出題範囲である米国公認会計士を取る方もいらっしゃいます。逆に、国際会計基準に準拠しない日本の公認会計士だけでは弱いような気がします。
なるほど:2
大変乱暴なのは承知で言わせていただくと、経理事務というのはかなりの大きな会社であっても、簿記3級レベルでOKです。2級持ってれば鬼に金棒です。会社の経理をやってく上で税理士・ましてや会計士ならではの複雑で高度な知識を必要とされる場面はあまりありません。ものをいうのは豊富な経験、実務上のノウハウです。っていうか、会社には顧問税理士というのがいることが多いですし。 ですから、会社のお金を司る重要な部門である経理部でこつこつ15年もやっていれば、そこそこの会社であれば600万という給与はさほど難しいモノでもないと思います。豊富な経験とあらゆる場面に対応できるノウハウは長く続けることで身に着いちゃうのです、経理実務に関しては。 ですから、税理士や公認会計士資格をサラリーマンとして生かすという展望をお持ちであれば、一千万プレーヤーより上を目指すことを視野に入れねば、そもそも相当な苦労を強いるこの難資格を取る意味は薄いと思います。 となると、サラリーマンで税務・会計の専門家として千万クラスの報酬を得られる職とは何か、との展望を持つのが先決でしょう。
< 質問に関する求人 >
簿記(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る