一年単位の変形労働時間制で働いています。

Question

一年単位の変形労働時間制で働いています。雇用形態は契約社員です。
基本給が18万でその内に
固定残業代が20時間分ついていて、
その残業時間を越えたら、その分支払われる
のですが、深夜残業5時間に対して、
1189円しかつきません。

そもそも時給換算じゃないから、
違法にはならないということでしょうか？

給料計算や支払いの法律？に詳しい方、
分かりやすく教えてください。

補足

とても詳しい
ご回答ありがとうございます。

言葉足らずですみません。

その深夜残業5時間は、

固定残業時間20時間を超えて、
その月は34時間残業してるのですが、
それでもその計算になりますか？

項目を分けて記載されているだけで、
実際は、深夜残業一時間当たり1165.8円
支払われてるってことでしょうか？

Answer 1

一年単位の変形労働時間制ということは、月の平均所定労働時間が173時間くらいだと思います。
(週40時間労働、一年は大体52週間(365日÷7日)→一年の労働時間=2080時間(40時間×52週)、2080時間÷12ヶ月=173.33時間)
20時間の残業分含むとなると、月18万の給料は大体173時間+20時間=193時間分の働きに対する基本給、ということになります。
残業分の割増手当はまた別項目での支給になるのかと思うのでちょっと置いておいて、
180000円÷193時間分=932.64円
これが大体の基本的な時給になります。

深夜割増率は法定の25％にしてあると思うので、一時間の深夜勤務に対する割増は233.16円。
この一時間あたりの割増手当の5時間分で233.16×5時間=｢1165.8円｣。
ほんとにざっくり計算した5時間分の深夜手当は大体1166円になりました。

こんな感じで会社のカレンダーに合わせた計算をしたのが｢1189円｣だと思うので、おかしくないですね。

質問者さんは5時間の深夜勤務に対して1189円しか払われないの！？という不審感があるのかと思いますが、基本給は18万円の中に含まれているようです。
深夜の5時間に対する時給換算は、
基本給951.2(18万の中で支払われている基本時給)+237.8(一時間あたりの深夜手当)=1189円
一時間あたりには、1189円が支払われていることになりそうですね。
そうなるともちろん違法になりません。

項目を別にして、しっかり計算して支給しているあたり、わりとまともな会社じゃないかなと思います。

Answer 2

直ちに違反と断じる法規定は見当たりませんが、法学者や専門家の種々の意見から契約社員に固定残業代を導入しようとするには、契約社員の根本的な存在理由に立ち戻らねばなりません。また契約社員になろうとする者も、そのことを知った上で応募する必要があると思います。そうでなければ後から争いとなる可能性が大きいと思います。

契約社員＝有期契約社員と思いますが、そもそも有期で雇い入れるということは、その者にしてもらう業務は一定期間だけの業務あるいは一定期間だけ業務量が増大するため雇い入れることだと考えられています。これを無期社員と同じように扱い、しかし雇用調整弁としての役割を持たせるため会社の都合のいいように扱った結果が、過去の派遣社員問題でした。これを是正すべく法改正や判例も積み重なってきての現在があります。

今一度、契約社員に固定残業代を取り入れる是非の検討が必要でしょう。

Answer 3

その深夜残業５時間が、固定２０時間に含まれるなら、深夜割増0.25のみの支払いとなります。月所定１７０時間労働として

180千円÷（170時間＋20時間×1.25）＝923円

923円×５時間×0.25＝1154円

あっていると思われます。