普通、1人で行うなら「統一感」だけは守られます。技量次第で、その仕上がりの出来映えに優劣があるだけです。雑多な印象になるのは、多数の人間が関わり、これを統括するディレクターなどがいないか、上手く機能していないためです。 最低限、デザインのフォーマットを完成させてから作業を始めましょう。 雑誌ですから、文庫小説などと異なり全ページが完全に統一された構成にはなりませんが、「基本形」は必要です。その仕様とルールの範囲で可変するようにします。 取り扱う記事の内容次第で、どのような体裁が最適かは変わりますが、例えば基本の文字の書体やサイズ、組み方のルールを詳細に決め、タイトルなどの「フォーマットから外れる部分」が、どこまで許容されるのかを決めます。 同時に、ターゲット層などを考えてビジュアル重視とするのか、データの読みやすさを優先するのか、といった方向性を決めます。 他者に指示を出す際にも、編集方針とフォーマットを与えた上で、具体的な形で依頼をします。
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