解決済み
大学院博士課程はなんで無職率が高いんですか?進学・就職以外のものが25%もいるらしいです。 未就職者には非正規雇用者(契約社員・パートタイマー・派遣等)を含めないらしいです、ということは無職者が結局は25%、パートタイマーが多いからというのならわかるけど、なんで完全無職率が高いんでしょうね。
使い物にならないって、そりゃ営業職とか研究職等は無理やろうけど、パートタイマーであっても仕事探せば結局はあるだろう! それで、社員登用のあるパートや契約社員をやったほうがいいのでは! 完全無職になる理由が知りたい まだ若いんだろうし、体力もまだあるはずだから・・・
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「希望の職が見付からないから」です. 大学院の入試は学部入試に比べてザルで,専攻や研究室を選り好みしない限り, 頭大狂大等の一流と言われる大学でも入院するのは難しくありません. そして一流と言われる大学で,特に理工系で修士卒であれば,大企業とのコネも 健在で,例え氷河期でも就職は「超」が付く売り手市場です. 私の周辺でも,修士卒で就職した人間は,コンサルや外資系金融機関,大手の 電機メーカや自動車会社など,理系文系を問わず華麗に旅立って行きました. そこを敢えて修士で退院せずに博士課程に進学する人間は,なぜそんな事をする のかと言うと,多くは大学や公的研究所での研究職を志望しているからです. そういう基礎科学系の研究者になるには学部や修士卒では難しく,特に最近は 「博士号を持っている事(≒博士課程修了)」が必要条件になっております. が,それはあくまで「必要条件」であって,そういう小難しい職は一般的に金に ならないし社会的にも需要が無いので,キチンと研究職に就職(昔は大学の助手 になる事,今は任期無しの助教か准教授になる事)出来るかドロップアウトする かの生存率は,おそらくお笑い芸人の成功率以下でしょう. 希望の研究者としての定職に就けない(最近では,博士課程を出てすぐ常勤研究者 の就職口がある方がむしろ珍しいです)場合,短期のポスドクや教務補佐員等を しながら次の就職を探すのが一般的なコースです. そういう専任研究職を求めて修行中の場合,例え運悪く無給のオーバードクターに なったとしても,特に理系の実験系は研究時間に拘束されるので,契約社員や パートの仕事に出るのも厳しい事が多いです. 一度民間に行ってしまうと,「あいつは研究者になる意思が無い」とみなされて ポストを回してもらえなくなる恐怖もあります. 普通の感覚ならさっさと見切りを付けて方向転換してもおかしくないですが, そういう人々は視野が狭い事も多く,実際博士になるまでに下手をすると数千万の 資金と10年くらいの時間と労力を注ぎ込んでいるので,研究職が見付からないから と言って,簡単には方向転換しない傾向があります. また,研究者の就職口を見付けるのは実績に加えて運の要素も強く,下手をすれば ポスドクにも採用されない(つまり「完全無職」の状態ですね)時もあれば,逆に ドンピシャのポストが急に空いて,不安定なポスドクから一気に国立大学の仙人 講師や准教授になれてしまう場合もあります. そういう日を夢見ながら無給でも研究を続けている状態が,いわゆる一般的な博士 課程修了で無職の場合です. おっしゃる通り,いくら博士卒でも読み書きPCや軽作業くらいは出来るので,適材 適所で適当な職を探せば見付からない事は無いのでしょうが,上記のような理由で 当事者には民間就職の意識が低いのが実態です.
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1つは、なぜ、大学院にいったかですよね!働きたくない、無職とかっこ悪いからだと思っていったんだったら、卒業してたとえパートでも立ちっぱなしの仕事きついなんて思ってすぐやめてしまうでしょうね。要するに本人次第です。 もうひとつは職種にこだわるからですね、大学院までいってパートのおばちゃんと一緒に仕事するのがいやだとかそういう考え方を持っている人が多いでしょうけど、結局はいつまでもずるずる仕事探しているといいつつ無職が続くと、33歳にもなって、1度も働いたことのない人間とかになったら最悪ですよ!
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