現役の消防官で、救助大会の事務を担当したことがあります。 ハイパーレスキュー(法的には「特別高度救助隊」)や高度救助隊が出るとは限りません。 というのは、救助大会の種目は、かなり限定された想定に基づいて行われます。 ですので、特定の技術を競うことになります。 逆に高度救助隊などは、広範囲な災害に対応しなければなりません。そのため、特定の技術に長けていれば良いというわけにはいきません。もちろん、救助大会に出る隊員もいますが、一つの高度救助隊などから全員がチームとして出ることは、ちょっと考えにくいですね。 でないと、事前訓練ができなくなるんですよね。当番中に訓練で一つの隊を丸々、事前訓練に行かせると、平常の警備体制に負荷がかかるんです。
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