管制官になりたかったら

Question

管制官になりたかったら今は管制官科がないので航空保安大学校
には入っても意味無いのでしょうか？

Answer 1

航空管制官になるためには、一般の大学を卒業して、航空管制官採用試験を受験します。英語力が相当高くないと合格しません。英検1級程度の力が必要です。航空管制官採用試験に合格すると、採用候補者となり、候補者から実際に採用されると、国土交通省の所管する研修施設である航空保安大学校で約1年間の研修を受けます。航空保安大学校は航空管制官採用試験に合格した人が通う、研修施設です。研修が修了すると、各航空官署に配属となり、航空管制業務を行います。航空保安大学校に入学するという概念は、航空管制官の場合は当てはまりません。採用されてから通う国土交通省の研修所という位置づけになります。

高校卒業で、航空保安大学校学生採用試験を受験することが出来ます。この場合は、航空情報科と航空電子科という２つの科に入学することになります。 学生採用試験は国土交通省に入省する採用試験であり、合格して採用されると、 航空保安大学校で２年間の研修を受けます。修了後は、航空管制官ではなく、 航空管制運航情報官、航空管制技術官として全国の航空官署で勤務します。航空管制官ではありませんが、航空管制に必要な管制支援業務を行います。

航空管制官として働きたい場合は、一般の大学に進学して、しっかりと勉強して航空管制官採用試験に合格するように頑張ってください。