解決済み
簿記3級の質問です。当期純利益は何故、損益計算書では収益のマイナスを表すホームポジション左に仕訳されるのですか? 貸借対照表も同様で何故、マイナスを表すホームポジション右に仕訳されるのですか? 利益が出ているので逆でないと納得がいきません。 当然、私の根本的な何かの勘違いである事は認識していますが何を誤解しているのかわかりません。 詳しい方、宜しくお願い致しますm(__)m
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〇貸借対照表の当期純利益について 貸借対照表の貸方(左)はマイナスでなく、負債と資本を書くのだという事を思い出してください。 会社は儲かったら(当期純利益が出たら)、その分だけ会社を大きくできます。 その会社の大きさを金額で表したのが「資本」です。 つまり、当期純利益は「資本の増加」なのです。 そのため、当期純利益が出たら、「資本の増加=貸方(右)」と仕訳します。 〇損益計算書の当期純利益について 損益計算書には、貸方(右)にお金をもらう理由(収益)を記入し、借方(左)にお金を払う理由(費用)を記入します。 その差額として余った分を、(上で説明したように)会社を大きくするために支払います。(※会社が会社に払うという表現になるので逆に混乱させるかもしれませんが・・・。) つまり、当期純利益は、損益計算書の視点からは支払う理由(費用)と同じ、と考えます。 ・・・正直に言うと、誤解を招きかねない表現をしています。 しかし、あなたの質問からは、この表現が答えとして良いように思いましたので、回答しました。 多少でも理解の足しになれば幸いです。
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通常の勘定口座はあなたの仰る通りですが、損益勘定(損益計算書でも同じ)では逆になるのです。損益勘定では貸方に収益、借方は費用の総合計が記入されその差額は、純損益として少ない方に発生します。収益より費用が少ないときは少ない費用側、即ち借方に純利益が発生するのです。 貸借対照表については、損益計算書で計算された損益が当期純利益に振替えられますが、今度はその当期純利益が繰越利益剰余金(貸方)に振替えられます。
純利益は元々営業活動により生じた純資産の当期増減額ですので貸借対照表上は右側、つまり貸方にきます。 そして、その純資産の内訳を詳細表示させたのが損益計算書であり、貸借対照表で貸方にきた純利益を収益と費用とに分解させるために損益計算書では純利益は借方に来ます。 これを等式で表すと 資産=負債+純資産(純利益以外)+純利益 費用+純利益=収益 となり、これらを足しますと純利益が相殺されて 資産+費用=負債+純資産(純利益以外)+収益 となり残高試算表と同じ形になります。これだけですと分かりにくいかと思いますので精算表で簡単にでもご確認されるとよろしいかと、精算表は流れをつかむには最適ですし。
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